こんにちは。カズゥです。
わたしは、釣り番組を見るのが好きです。どのぐらい好きかというと、24時間流しっぱなしでも大丈夫なぐらいです。
でも、実はわたしは釣りは全然しません。昔はしましたけどね。
釣り番組を見ていて気付いたんですが、けっこう癒されるんですよね。元気がない、うつっぽいときに見ると効果的です。
なぜ、釣り番組を見ると、癒されるのか?
その理由を上げていきましょう。
自然の風景で癒される
釣り番組の一番の魅力は、やはり自然の風景でしょう。
海、川、池といった様々な自然の美しさを画面越しに感じることができます。番組によっては海外に行くこともあります。
上のYouTubeを日本語字幕で見てください。実際の自然に触れなくても、自然の映像を見るだけでもストレス軽減の効果があるそうです。
また、別の研究によると、自然を畏怖することにセラピー効果があるそうです。つまり、釣りで言えば磯の荒波を見て怖いと思うのも心に良いということです。
ただ、ボーっと自然の風景を見るのも飽きてしまいますが、これが釣り番組ですと起承転結があるので、見やすいです。
起は釣り場紹介、承は道具と仕掛け紹介、転で釣り実践、結は釣果、結果ですね。
釣り師の親切さで癒される
釣り師たちが見ず知らずのわたしに、親切丁寧に仕掛けを教えてくれます。
そこに義務感はありません。なぜなら、彼らは仕掛けを紹介したくてしょうがないからです。
赤の他人が自分のために何かをしてくれていると感じることで、少しだけですが、心が温かくなります。
釣り師の魚を釣り上げた時の喜びに癒される
釣り師というのは番組内で魚を釣り上げると大喜びします。
釣り師は、仕事で数千、数万匹も釣り上げているにもかかわらず、まるで初心者が初めて魚を釣り上げたかのように、毎回喜びます。
他人が嬉しそうにしているのを見ることも、いいものです。
対人の勝ち負けが無い
スポーツのように勝ち負けがあるものは、確かに私たちの生活にハリをもたらします。
しかし、それはもろ刃の剣でひいきのチームが負けることによってうつ的になってしまう時があります。
釣り番組では対人の勝ち負けはありません。勝負の相手は魚であり、つまり自然と戦うからです。
もちろん、番組の企画として釣り師対釣り師の勝負もありますが、どっちの釣り師にも特に思い入れが無いので、別段どっちが勝ってもいいのです。
コントロールできることとできないことを学べる
釣りは、自然が相手です。
釣り師は魚が釣れないときはとにかく、あらゆることを試します。仕掛けを変えたり、ポイントを変えたり、それでもダメなら釣り場自体を変えます。
もちろん、それでも天候、潮の加減で釣れないときもあります。これは、自然が相手なので、もうどうしようもないです。その時は気持ちを切り替え次回の釣りの準備をします。
このように、釣りは自分でコントロールできること、自分でコントロールできないことの勉強になります。
人生も自分でどうにかコントロールできること、コントロールできないことであふれています。
どこまで、自分が頑張るのか(仕掛け、ポイント)、自分の力ではどうしようもないこと(天候、潮)なのか、その見極めの参考になります。
ちょっと残念な点
残念なのは、Abemaの釣りチャンネルが無くなったことです。無料で釣り番組を朝から晩まで見れて良かったんですけどね。
BSにBS釣りビジョンがありますが、有料ですからね。祝日とかたまに無料放送しているのを利用して視聴してみてください。
まとめ
うつっぽい時、わたしたちはしばしば自分自身を元気づける方法を探します。
釣り番組は、その一つの答えかもしれません。自然の美しさ、赤の他人の親切、そして人間と自然との穏やかな戦いを通じて、釣り番組は見る人々に多くの癒しを提供します。
もしもあなたが心に少しの重さを感じているなら、釣り番組を視聴してみてください。
意外と思えるかもしれませんが、画面の向こう側にある静かな世界が、あなたにとっての心の慰めとなるかもしれません。