映画感想文

【映画感想文】ボヘミアン・ラプソディ

こんにちは。カズゥです。

popin Aladdin2とnebula capsule 2を買って以来、Amazonプライムビデオで映画を見まくってます。

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今回は、ボヘミアン・ラプソディの映画感想文です。

どんな映画?

伝説のロックバンド、クイーンとそのフロントマン、フレディ・マーキュリーの出会いとライヴエイドまでを描いた作品です。タイトルのボヘミアン・ラプソディは彼らの楽曲からです。

20世紀フォックスのオープニングからして、ブライアン・メイのギターサウンドです。このサイトによりますと、ブライアン・メイとロジャー・テイラー本人の演奏だそうです。

参考:『ボヘミアン・ラプソディ』がもっと楽しくなる!トリビアまとめ|シネマトゥデイ

フレディは似てないよ

個人的にはフレディ役のラミ・マレックはフレディには似てないと思いましたwどちらもエキゾチックな顔立ちではありますが。それでも、ライブパフォーマンスは素晴らしかったです。

どっちかというと、他のメンバーのほうがよく似ていると思います。というより、本物よりイケメンかもしれませんw

ただ、ロジャー・テイラー役の人はなんとなく、アンジャッシュの児島に似ている気がします。一旦児島に似ていると思うと、児島にしか見えなくなります。なので、アンジャッシュ児嶋のことは忘れて見たほうがいいです。いいですか?アンジャッシュ児嶋のことは忘れてください。大島なら大丈夫です。

好きなシーン

フレディが、破局した恋人のメアリーの隣に家を建てます。(引っ越した?)そして、メアリーに電話をかけ、ライトの点け消しでコミュニケーションをとり、電話越しに乾杯を提案します。フレディは、グラスと酒で乾杯し、同じくグラスと酒の用意をメアリーに求めますが、メアリーは用意をしたふりで乾杯します。

二人の気持ちのすれ違いと、成功しても有名になっても、つきまとうミュージシャンの孤独を感じさせて切ないシーンでした。

もうひとつは、フレディがマネージャーのリードを勝手にクビにしたことから、ロジャーとケンカになり、あやうく乱闘になりかけます。しかし、ベースのジョン・ディーコンが「Another One Bites the Dust」のリフを弾くと「そのリフ悪くないな」とみんなが落ち着くところです。ミュージシャンのケンカを止めるにはリフを聞かせるのが一番ですねw

不満点

一番の不満はクイーンと日本の繋がりがあまり描かれなかったところです。「日本にツアーに行く」のセリフがあるぐらいです。

クイーン人気に火をつけたのは、日本女性ファンたちなのはあまりにも有名です。それまでの本国イギリスでのクイーンの評価は、「グラムロックの残りカス」などと散々でした。

参考:ボヘミアン・ラプソディ〜「グラムロックの残りカス」と酷評されたクイーンの快進撃

前述のボヘミアン・ラプソディトリビアまとめサイトによりますと、日本公演のシーンがカットされていたようです。残念ですね。

欧米の人って、「俺たちは、クイーンの魅力に最初っから気づいてたぜ!」みたいな後出しジャンケンみたいなところありますよね。ズルい!

フレディが、日本文化にハマるシーンも出てこなかったのも残念でした。ライヴエイドまでの映画なので、しょうがないです。お忍びで日本の美術館に訪れたエピソードなんか、いいシーンになったと思うんですけどね。

潔いクライマックス

この映画の潔いクライマックスが好きです。ライヴエイドで最高に盛り上がってエンディングなのがいいですね。

ふつうなら、フレディがHIVに感染して、亡くなるところまでを描くのかもしれませんし、そのほうが感動作になったかもしれません。でも、やせ衰えていくフレディを見るのは悲しいですしね。

やっぱりロックの映画なんですから、あまりセンチメンタルにならずにスカッと終わるのが良かったですね。

 

Richard KhuptongによるPixabayからの画像