こんにちは。カズゥです。
今回は、興味のない方には、全然わからない回ですw
2月2日放送の「この差って何ですか?」で、ケンドーコバヤシが「あしたのジョー」の紀ちゃんで女性不信に陥り、その結果が今の独身につながっていると言っていて、笑ってしまいました。
原作のホセ・メンドーサ戦にマンモス西がいないのはなぜか?
その放送を見ていて思い出したのが、「あしたのジョー」の謎のひとつです。
それが、今回のタイトル「原作のホセ・メンドーサ戦にマンモス西がいないのはなぜか?」です。
あの、ジョーが真っ白に燃え尽きた有名なクライマックスの試合ですね。しかし、原作ではマンモス西がセコンドにも客席にもいないんです。青山君でさえいるのに。
でも、アニメ版だと、マンモス西はちゃんとセコンドについているんですよね。
ネットで調べてみたんですが、あまり回答が無いようです。そこでわたしなりに、考えてみました。
いきなり、結論
いきなり結論から言うと、
『ジョーが結婚式をぶちこわしたので、ホセ・メンドーサ戦にマンモス西がいない』です。
以下、どういうことか説明します。
なぜ、ジョーは結婚式をぶちこわしたか?
マンモス西と紀ちゃんの結婚式で、ジョーはスピーチをするのですが、少年院のこととか晴れの舞台にふさわしくない余計なことを言って、雰囲気をぶちこわしてしまいます。
その結果が、紀ちゃんの氷の表情です。しかし、この表情によってジョーの作戦が成功したことがわかります。
ジョーの作戦とは何か?それは、マンモス西をボクシングの世界から足を洗わせることです。
マンモス西に直接、ボクシング界から足を洗うよう、言い聞かせても、西は聞く耳を持たないでしょう。そこで、ターゲットを紀ちゃんに変えて、わざと結婚式をぶちこわし、嫌われることを選択します。
紀ちゃんは、一時はジョーのことを好きだったので、このジョーの仕打ちに可愛さ余って憎さ百倍になります。それで、氷の表情です。
その結果、ホセ・メンドーサ戦にマンモス西がいないのです。
エピソードが抜けているのでわかりにくい
ジョー、結婚式でわざと紀ちゃんに嫌われる。
↓
ホセ・メンドーサ戦にマンモス西がいない。
これだと、エピソードが抜けていてわかりにくいです。そこで、真ん中に仮のエピソードを入れてみます。
ジョー、結婚式でわざと紀ちゃんに嫌われる。
↓
ホセ・メンドーサ戦の日に新婚旅行の予定を入れる紀子。何も言えない、マンモス西。
↓
ホセ・メンドーサ戦にマンモス西がいない。
このように、真ん中にエピソードを入れるとわかりやすくなりますが、ホセ・メンドーサ戦に向かうスピード感が無くなるので、無いほうがいいと思います。
結論:ジョーのやさしさでホセ・メンドーサ戦にマンモス西がいない
テレビとかで、結婚式でのジョーの振る舞いが取り上げられるとき、空気が読めない、社会不適合的な、かわいそうなヤツのエピソードとして語られがちです。
決してそんなことはなく、ジョーは結婚式の雰囲気をわざとぶちこわしています。
それはマンモス西には、ボクシングの世界から足を洗ってもらって、おだやかな人生を過ごしてほしいという友情からです。
ジョーは、ホセ・メンドーサ戦で、真っ白に燃え尽きる予感があったのかもしれません。その試合をマンモス西に見せてしまうと、西のボクシング魂に火をつけてしまうかもしれません。
また、自分が幸せにはできなかった、紀ちゃんへの罪滅ぼしの気持ちもあったと思います。
ボクシングは命がけの世界です。配偶者がボクサーである限り、命の心配をすることになります。
その心配をしなくてすむよう、結婚式をぶちこわし、わざと紀ちゃんに嫌われた結果、ホセ・メンドーサ戦にマンモス西がいないというわけです。
まあ、わざと嫌われ者になる方法しか取れないジョーには不器用さも感じられますけどね。
以上、「原作のホセ・メンドーサ戦にマンモス西がいないのはなぜか?」でした。
一応、言っておきますが、これは、私の勝手な想像です。すいませんw
余談:白木葉子もこわい
ケンドーコバヤシは、紀ちゃんが怖くて女性不信に陥ったと言っていました。
その理由ですが、紀ちゃんは最初ジョーに好意を持っていたのに、途中でマンモス西という身近な男性に乗り換え、挙句、結婚式での氷の表情ということでした。
しかし、わたしは白木葉子もなかなかこわいと感じています。
葉子はジョーに惚れていますが、ジョーはボクシングをしている限り、女性に興味がありませんので葉子と結ばれることはありません。
葉子はそれをわかっていて、ジョーがボクシングで燃え尽きてしまうように、物語の終盤次々と対戦相手をぶつけはじめるのです。
どうですか?こわくないですか?w
Pharaoh_EZYPTによるPixabayからの画像