こんにちは。カズゥです。
エアコンで暖房をしていると、乾燥しやすい季節になりましたね。
息子の部屋に加湿器を置くことになったんですが、ネットや雑誌、YouTubeなどで加湿器を調べていると、大体、SHARPのハイブリッド式加湿器か象印のスチーム式加湿器のどちらかに絞られます(決めつけ
Amazonセールを利用して、どちらも購入しましたので、4番勝負で対決させてみました。
加湿器の購入時の参考にしてください。
あと、最初に言っておきたいことがあります。
空気清浄機に加湿機能がついているものがありますが、仕組みが複雑でメンテナンスが大変なので、空気清浄機についている加湿機能は、どちらかといえば、使わない方がいいと思います。
SHARP HV-P75 VS 象印 EE-DB50 対決結果!
SHARPのハイブリッド式加湿器、HV-P75はこちら
象印のスチーム式加湿器、EE-DB50はこちら
いきなり、対決結果です。ブログは結論から書けといいますからねw
加湿パワー SHARPの勝利!
加湿パワーはSHARPのほうが、ファンがついている分パワフルです。
象印はスチーム加湿で、一見パワーがありそうですが、ファンが無いので意外とゆっくりな加湿です。
一旦、水を沸騰させてから、65度ぐらいまで冷ましての加湿になるので、加湿開始が20分~30分ぐらいかかります。
なので、すぐにお部屋を加湿したいときは、SHARPのほうが良いと思います。
メンテナンス 象印の勝利!
加湿器のメンテナンスで、なんといってもめんどくさいのがフィルターです。フィルターは油断していると、すぐに臭くなります。臭いまま使っていると、病気にもなります。
「加湿器肺」で後遺症、メッセンジャーあいはら告白 – お笑い : 日刊スポーツ
それを考えると、フィルターのない象印は1カ月に一回、クエン酸で沸騰洗浄するぐらいなので断然楽です。
しかし、SHARPのほうもパーツを外すことができ、本体の中をある程度ですが、タオルで拭くことができるので、フィルターのハイブリッド式加湿器の中では、なかなか優秀なほうだと思います。
あと、SHARPの良いところは、給水タンクにフィルターが取り付けられているところです。つまり、給水タンクとフィルターとトレイが一体になっているのです。
これだと、給水のタイミングついでに、給水タンクとフィルターとトレイも、ザッと洗えるので衛生的です。これが、給水タンクとフィルターが別々の箇所だとめんどくさくて、お手入れがサボりがちになります。
清潔性 象印の勝利!
象印の加湿器は、沸騰させたお湯を使っているので、清潔性では象印に軍配が上がります。
SHARPも、Ag+イオンカートリッジを使っているので、清潔性においても考慮されてはいますが、やはり、沸騰したお湯には敵わないです。
人間には、免疫があるので、多少の菌には一応抵抗力があり、そうそう肺をやられるわけではないでしょうが、下のリンク記事でのシャーレの実験を見せられると、気になる人は気になるかもしれませんね。
【徹底比較】加湿器おすすめ最強ランキング10選|『家電批評』が選び方も詳しく解説 | 360LiFE [サンロクマル]
経済性 SHARPの勝利!
経済性はSHARPですね。象印は水を沸騰させるので、なんといっても電気代が、かかります。
もちろん、それと引き換えに沸騰したお湯で加湿するので、安全性を手に入れることになりますが。
あと、象印はスチーム式なので、けっこう水がすぐ無くなります。わが家では、SHARPが満タンで1日いっぱい、水が持つのと比べると、象印は給水が1日2回必要になる感じでした。
まあ、SHARPも使い方によっては、フィルターとか、Ag+イオンカートリッジとか、多少はお金がかかるかもしれません。
というわけで、対決結果は引き分けです。なんか、八百長っぽいですねw
結局は適材適所
1台目はSHARP、2台目は象印、3台目はどちらでも
1台目はSHARPのほうがいいと思います。とりあえず、隙のない製品です。ネックは、フィルターだけです。ま、しょうがないんですけどね。
そして、2台目は象印。なぜなら、フィルターが無く、お手入れ簡単だからです。
ここからは、愚痴になりますが、以前、別のメーカーの加湿器を使っていました。フィルターを使ったハイブリッドタイプで大変気に入っていたのですが、寝室用に2台目も同じメーカーの加湿器を購入したところ、大変でした。
フィルターのお手入れが2週間に1回で済んでいたのですが、2台になったので1週間に1回のお手入れになってしまいました。
1週間に1回で済めば、まだ良いほうで、フィルターって使っていると臭くなるんですよね。
そうすると、ワイドハイターを溶かした水に浸けてお手入れすることになります。ということは、1週間に2回のお手入れとかになってしまいます。
もう、とにかく冬の間は、ずっとフィルターのお手入ればかりで「オレの人生はフィルターをクエン酸に浸けるためにあるんじゃない!」と叫びながら、町を走り回るほどでした(嘘
なので、2台目はフィルターの無い象印が良いと思います。
この組み合わせの利点は、給水のタイミングをずらせるところです。
象印の加湿器は、加湿器にしては珍しく、入りタイマー機能があります。夜19時に満タンにして、4時間加湿して、23時に入りタイマーを8時間後に設定すれば、朝の7時に自動で加湿開始みたいなことができます。
同じメーカーの加湿器で揃えると、朝、給水作業で忙しくなっちゃうんですよねw
そんで、3台目も欲しくなったら、まあ、どちらでもいいと思います。
やはり、電気代を考えるとSHARPになるかなって感じですが、ただ、フィルターのお手入れの手間は2倍になります。それが嫌な方は象印って感じですかね。ただ、今度は電気代がかかるんですよね。
リビングはSHARP、寝室は象印、水回りから遠い部屋は象印
これは、やはりパワーがあるので広いリビングだと、SHARPのほうが良いと思いますし、フィルターがあるので、お手入れがすぐできる水回りが近くにある部屋のほうがいいでしょうね。
10畳ぐらいの広さの寝室なら、象印で良いと思います。
あと、象印は水を沸騰させるので、リビングだと、いろいろな電化製品を使っていますし、ブレーカーが落ちないか心配ですね。
あと、遠い部屋は象印が良いかなという印象です。ポットみたいなので、水を入れるのが少し大変ですし、満タンで入れると重いです。そのかわり、いったん運んでしまえば、標準運転で8時間ぐらい放置でも大丈夫です。
まめにメンテできる方はSHARP、放置が多そうな方は象印
加湿器の水は、夜寝る前に捨てたほうが衛生的にはいいと思うんですよね。フィルターを水にずっとつけていると菌が発生しやすいからです。
水を捨てるときには、タンクを水道水で、ザっとすすいで、フィルターも軽く洗った方がいいと思います。じゃないと、フィルターってやつは、すぐ臭くなります。
こんなとき、SHARPは前述しましたが、給水ついでに洗えるので便利です。
できれば、フィルターの予備を、もう1個買って1週間交代で使った方が良いんじゃないかとさえ思っています。
その点、象印はメンテが月1回のクエン酸だけなので、楽です。
スチーム式なので、夜寝る前に、水を捨てなくても大丈夫です。むしろ、夜寝る前に水を入れて、8時間入りタイマーをセットすれば、起きるタイミングで部屋を加湿しておくことができます。
素早い加湿ならSHARP、ゆっくりでいいなら象印
象印はスチーム式で水を沸騰させてからの加湿なので、夜の寝る前に1時間だけ加湿したい!って時には向きません。
絶対守りたい肺がそこにある、ならば象印
なんといっても、象印の一番のメリットはスチーム式ならではの、清潔性です。
確かに、電気代は高いとは思いますが、健康を買うと思えば安く思えてきます。喉やお肌の健康を考えて購入した加湿器で、病気になっては元も子もありません。
あと、メンテが楽なのでずぼらな人に向いていると思いますw
チャイルドロックや、ふたロック、転倒湯漏れ防止機能など安全機能もあるので赤ちゃんがいる部屋や、介護されている方がいる部屋にいいですね。
絶対守りたい電気代がそこにある、ならばSHARP
とはいっても、象印の加湿器で気になるのは、やはり、電気代です。
その点、SHARPの加湿器はハイブリッドタイプなので、電気代はまずまずだと思います。
まあ、フィルター交換代や、お手入れのクエン酸代や重曹代などの隠れコストはありますが、それを差し引いても家計にはやさしいと思います。
温湿度計は必須です
まず、加湿器を購入する前に、温湿度計を購入したほうが良いと思います。
エアコン暖房は乾燥するから、毎日、必ず加湿器と考えがちですが、冬とはいえ、実は加湿器が要らないくらい、湿度が高い日もあるんですよね。
きちんと、部屋の湿度を管理したうえで、加湿器の購入を検討した方がいいと思います。
じゃないと、部屋を加湿しすぎの場合もあります。加湿しすぎても今度はカビが発生しますし、 窓の結露もスゴイことになります。
個人的なおススメはSwitchBotの温湿度計です。スマホと連携できますので、離れた部屋でも湿度を管理できます。
また、他のSwitchBot製品と組み合わせることで、この温湿度計をトリガーにした家電の自動起動などもできます。
わが家では
リビングにSHARP、息子の部屋には象印、で落ち着きました。
以前の同メーカー加湿器2台のときより、ぐっと楽になりました。
これで、「オレの一生は加湿器のメンテナンスで終わってしまうんだー!!」と叫びながら、裸で町を走り回らなくてすみます(嘘