こんにちは。カズゥです。
今回はタイトル通り、なんとなくキャンプ用品と思われがちなポータブル電源が、これからの時代、各家庭に1台は必要、いや必須な理由を書きたいと思います。
突然の停電予告
ある日、電力会社から封書が届きました。開封して読んでみると、2月某日に電柱の交換のため、夜10時から朝の5時まで停電になるとの連絡でした。
正直、真冬の夜に工事のために、停電にするのは正気の沙汰じゃないと思いましたw
要するに、周辺のお店が閉店してからの工事じゃないと、休業補償が発生するのでしょうね。ていうか、わたしの家みたいに一般家庭もあるんですけどねw
ポータブル電源を追加購入して停電に備える
まあ、決まってしまったものはしょうがありません。停電までは、まだ日があるので、いろいろと準備をすることにしました。
まずは、物置にしまっておいた保冷バッグを引っ張り出してきました。保冷バッグに保冷剤を入れて、冷蔵庫内の食品を移すためです。
ポータブル電源はすでに、3台、家にあったのですが、どう考えてもあと1台は必要な気がして、EcoFlow社のRIVER 2 Maxを購入しておきました。
ポータブル電源に助けられた3つ
とうとう、2月某日停電の日になりました。ポータブル電源があったことにより、助けられたことを3つあげます。
暖房
まずは、やはり暖房ですね。これには、わが家では1番容量の大きいDELTA MAX 2000を使うことにしました。あらかじめ満充電しておいたDELTA MAX 2000にコタツをつなげて暖をとることに成功しました。
また、就寝時に冷えるのが嫌なので、普段はノートPCをつなげて使っているDELTA2を、電気毛布に使いました。
おかげで、寒い思いをせずに済みました。
トイレ
停電時に1番不安だったのが、トイレです。停電時のトイレの不便さは東日本大震災で経験済みでした。
わが家のトイレは停電になると、手動で流さなければなりません。が、その手動操作が非常にイヤなんですよねw
どんなにイヤか説明してみます。
まず、あらかじめバケツで水を汲んで、その水を便器にためておきます。
用を足したら、便器の後ろにあるふたを開け、中にあるギアを回します。このギアはかなり重いです。
そのギアの位置が、なぜか相当便器の後ろのほうなので、便器に顔を近づけることになりますw 二日酔いのときを思い出しますw
ギアを回すと、ためておいた水が流れます。
それだけだと足りないので、このとき、もう一度バケツで水を汲んで流します。
流し終わったら、ギアを逆方向に回して締めます。そして、また水を溜めます。
常にギアを解放しておけばいいのでは?と思うかもしれませんが、それだとトイレのニオイがしてきます。
ちなみに、電力が復旧した時に、通電したコンセントがショートして壊れました。
バケツの水をトイレに入れるたびに、知らず知らずのうちに水がコンセントにかかっていたみたいです。修理費用がかかってしまいました。
と、このように停電時のトイレには非常にトラウマがあります。
ということで、トイレの電源には新しく購入したRIVER 2 Maxを繋ぎました。
恐る恐る、トイレを流してみます。無事に流れ、感動しました。もう、あんな思いはしなくて済むんだ…。水だけではなく、涙も流れました(ウソ
インターネット
停電になって困るのがヒマだということです。
もちろん、インターネット、Wi-Fiは使えません。まあ、スマホは充電があれば、見れますけど。
ということで、この電源には一番安価なRIVER2を繋いでみました。繋ぐのは3つあります。光回線終端装置(ONU)と、モデムと、Wi-Fiルーターです。
この3つは、あまり電力を消費しないようで、容量の少ないRIVER2でも大丈夫でした。おかげで、Amazonプライムビデオで、ドラマを見てヒマにならずにすみました。
東日本大震災で、停電した時は当然テレビもインターネットも使えませんでした。ロウソクの明かりで、携帯のワンセグでテレビを見ていました。すごく、眠くなりましたねw
今回、停電の日にインターネットを使え、Amazonプライムビデオを見ているのが、なんとも不思議な気分でしたね。
これからの時代にポータブル電源が必須な理由
そんなこんなで、無事に停電を乗り越えることができました。これからの時代に、なぜポータブル電源が必須になるのか?
それは、停電が多くなりそうだからです。
電力危機による停電
電気料金が上がっているのは周知のとおりですが、原子力発電所が止まっている地域では、電力需給が逼迫し、停電が起きる可能性が高くなりそうです。
異常気象による停電
近年の異常気象による台風や大雨などにより、停電のリスクが高まっています。
もうひとつ、理由があります。それはデスクトップPCを停電から守るということです。これは、また次の機会に書きます。