こんにちは。カズゥです。
ニートや元ニートの方には完璧主義の方が多いと思います。
この完璧主義はなかなか厄介で生きづらさの原因になることがあります。
60点満点でOK
日本人は特に学校において常にテストで100点満点を目指すことを求められ、そのうちに
何事においても100点満点を目指す傾向を植えつけられてしまいます。
しかも、勉強だけならまだしも100点満点の理想の子供像みたいなものを押し付けられたりもします。
こうして、強迫的な「なんでも100点満点病」のような完璧主義になってしまいます。
でも、100点満点て学校のテストではとれても実際の人生ではそうそうありえないんですよね。
だから、人生で100点満点を常に目指すとだんだんつらくなってきます。
何事も半分よりちょっといいぐらいの60点満点でOKぐらいの気持ちで物事に当たるのがいいと思います。
終わり良ければ総て良し
完璧主義の方は過程を大事にしすぎることがあります。
例えば、商談で話し合いがまとまり、目的を達成できたのだから成功なのですが、完璧主義の方は途中の雑談が盛り上がらなかったことをいつまでもくよくよしたりします。
「あの、商談のときの雑談が盛り上がったら100点満点だったのに・・・」みたいに。
目的を達成できればOKなのです。そこまで自分に厳しくなくていいのです。
60点満点でOK。途中はちょっとダメでも終わり良ければ総て良しの気持ちでいきたいです。
自分の理想と違うと投げ出してしまう
わたしもそうなんですが、完璧主義の方の悪癖であるのが、理想像が高すぎるゆえにそれに達しないとわかると全部投げ出してしまうというのものです。
例えば、このブログもわたしの頭の中にはスゲーカッコいいブログの理想像のイメージがあります。
しかし、それは再現不可能なぐらいのカッコいいイメージです。その理想に付き合っていたらいつまでたってもブログは完成しないでしょう。
ざっくりと60点ぐらいの出来で良いという思いで完成させました。
あと、完璧主義の方は真面目なのはいいのですが、融通が利かないので、例えばブログのヘッダー画像をカッコよくしたいと思ったとき、イラストソフトを完璧にマスターしようなどと思ってしまいます。
そのうえ、イラストがうまくなるためにまずは絵画を習わねば、ということで絵画教室に通おう、のような常に完璧を目指す思考をしてしまいます。
もちろん、効率が悪いですし、頭の中であれこれ考えているうちに、結局めんどくさくなって全部投げ出してしまうことが多いです。
ヘッダー画像の作成を投げ出すのはまだいいですが、自分の人生が理想通りの人生になっていないと気付くと、人生も投げ出すこともあります。
必要な時に必要な分だけ学ぶ
完璧主義の方がプログラミングなどを学習するときにしてしまいがちなのが、完璧に覚えてしまうまで何回でも学習し続けてしまうというものです。
まるで、学校の詰め込み式の学習方法のように何回もインプットし続けて、なかなかアプリ開発に取り組めなくなります。
こういう時にプログラミングの学習法で、必要な時に必要な分だけ学ぶというのがあります。
ある程度基本的なプログラミングの知識をインプットしたら、すぐにアウトプット、アプリ開発などに取り掛かってしまいます。
そして、その都度わからないところがあったら検索して調べ、必要な分覚えてそれを活用します。
これが必要な時に必要な分だけ学ぶということです。
ざっくりと全体を作ってみる
あと、細部にこだわりすぎて先に進まないというのもあります。
例えば、マインクラフトなどで町を作るつもりが、最初の家に凝りすぎて町を完成させることなく燃え尽きてしまったり、ブログなら、デザインに凝りすぎて燃え尽き、肝心の文章をあまり書くことなく放置してしまったりなどです。
一旦、ざっくりと全体を作り、あとでじっくり細部を詰めるなど、投げ出さない工夫をしたほうが良いでしょう。
まとめ
もちろん、世の中には本当の完璧主義者もいます。一度、決めたことはやり遂げてしまう人です。しかし、これも一種の才能みたいなものですから、そんな人滅多にいませんね。
わたしたちは、60点満点でいいのだぐらいに思ってもっと気楽に生きていきたいですね。
そもそも、今回の記事自体、あまりいい出来とは思っていませんが、投稿しちゃいました。てへ。
Thomas BreherによるPixabayからの画像