こんにちは。カズゥです。
ニートの方は、以前に投稿した「完璧主義」と関係しているのですが、他人に助けてもらうのをなぜか嫌がることが多いです。
一人で何でもできないといけないと思い込む
当たり前の話ですが、人はひとりでは生きていけないのです。
でも、ニートの方、特に「完璧主義」の方はひとりで何でもできないといけないと思い込むのです。
ひとりで何でもできる「理想の自分」という虚像をつくってそれを守ってしまいます。
他人に助けてもらったほうが早い
初めて行った土地では道に迷うのは当然です。ですが、「完璧主義」の方はこれではいけないと、道を知らないのは恥ずかしいことと、見知らぬ土地でも知っているかのようにふるまいます。そうして、無駄な努力をして時間をつぶしてしまいがちです。
知らない土地では人に道を聞くのは恥ずかしいことではないですし、人に道を聞いた方が早いです。
わからないことを聞くのを恥ずかしがってしまう
仕事でも、初めてのことはわからないのは当たり前なのに先輩などに聞くのを恥ずかしがってしまうことがよくあります。
自分勝手に事を進めて失敗してしまうことがあります。
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」という言葉があります。使い古された言葉ですが、真理だと思います。
シャイだから、聞くのが恥ずかしいわけではないのです。ひとりで何でもできる「理想の自分」という虚像を守るために、人にわからないことを聞くのが怖いのです。
その考えは自己中心的です。自分の虚像を守ることより、やるべきことをやる目的中心であったほうが良いです。
支援を求める
わたしも、何でもひとりでできないといけないと思い込んでいた時期がありました。
他人に助けを求めるのはカッコ悪いことだと。甘え下手なんですよね。
世の中の人はきちんと自立してひとりで立派に生きていっているのに、ひとりで何もできない自分は情けないなどと思っていました。
ひとりで、ハローワークに行かなければならない。ひとりで、仕事をみつけなければならない、ひとりで、生活していかなければならない。ひとりで、悩みを解決しなければならない。などなど、そのように思い込んでいました。
わたしは、恥ずかしさを捨て、親に助けを求めました。まず、引きこもりを支援する会に参加して、そこで仕事を紹介してもらい、働くことができました。
まとめ
もちろん、なんでもかんでも他人に助けを求めればいいってものではありませんが、「完璧主義」に染まった真面目過ぎるニートさんは、もう少し他人に助けを求めてもいいんですよ、他人に助けてもらうのは恥ずかしいことではないよ、ということでした。
Michael SchwarzenbergerによるPixabayからの画像