株式

【株式】投資はリスクを取っている人の情報を参考にしつつ最終的には自己判断

こんにちは、カズゥです。

みなさんは投資をしたいと思ったとき、どういった情報を参考にしますか?

わたしが親の遺産を相続したとき、この多大なお金をどうすればいいか迷いました。

最初に読んだ本は、なんと、『投資なんか、おやめなさい』で有名な萩原博子さんの『貯め込むな! お金は死ぬ前に使え。』でした。

貯め込むな! お金は死ぬ前に使え。に影響を受けるが

『貯め込むな! お金は死ぬ前に使え。』を読んで影響された素直なわたしは、読んだ直後は親の遺産を使い切ろう!と心に決めました。

しかし、日が経つにつれて、本当にそれでいいのか?と疑問に感じ始めました。親の遺産を使い切るのは、もう少しお金を増やしてからでもいいんじゃないか?と思い始めたのです。

なぜ、疑問に感じたのか?なぜかはわかりませんが、なんかこの本、違うって感覚的に思ったんですよねw

投資の勉強を始める

そこで、株の本を買って株の勉強をし始めました。

今では、億り人とまではいきませんが、まあまあの資産を持つことができました。

ここで疑問に思ったのが、あのまま『貯め込むな! お金は死ぬ前に使え。』のアドバイス通りにしていたらどうなっていただろう?ということです。

三つの可能性

株式投資で資産を築いた現実のわたしの他に、ifのわたしが二人いることになります。

それは、『貯め込むな! お金は死ぬ前に使え。』のアドバイス通り、親の遺産を使い切ったわたしと、それに逆らい株式投資を始めたが、損をしたわたしの二人です。

つまり、現実のわたしの「投資家カズゥ」とifのわたしの「損失カズゥ」と「資産無しカズゥ」がいるわけです。

リスクを取らないズルさ

「投資家カズゥ」は萩原博子さんに対して、アドバイスを聞かなくて良かったと思っています。もちろん、なんだかなあという気持ちはありますw

「損失カズゥ」は萩原博子さんに対して、アドバイスを聞いておけばよかったと後悔しています。

「資産無しカズゥ」は萩原博子さんに対して、有益なアドバイスだったと感謝してはいますが、資産が無くなったことにより、将来、つまり老後への不安が芽生えます。

それぞれのカズゥは、違う世界線のカズゥを知りません。

全員が萩原博子さんに対して、訴訟を起こすほど恨んでいるわけでもないんですよね。でも、わたしはそれってズルいと思うんです。

リスクを取ることの重要性

自分の資産をどうするかというのは人間にとって重要なテーマです。

それについて書く人が、あまりリスクを取ってないというのはいかがなものでしょうか。

資産運用については、きちんと身銭を切っている人、つまりリスクをきちんと取っている人のアドバイスを参考にすべきだと思います。

人から訴訟を受けてもいいぐらいのリスクを取っている人です。

投資アドバイスの信頼性

これは、ネットにはびこっている情報商材にもいえることです。

どこの誰だかわからない人の資産運用のアドバイスを聞く必要はありません。

もちろん、株式投資に関わっている人だと、ポジショントークというものがあります。それでも、リスクを取っているということでは、無責任な本を書く人よりもマシです。

レイ・ダリオ氏の例

例えば、世界最大のヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者、レイ・ダリオ氏の成績低迷が話題になっています。

ダリオ氏考案の戦略が失速、成績低迷で投資家離反-かつての人気暗転

皮肉なことに下落時のショックアブソーバーの役割を果たす、安全資産だったはずの米国債の下落によって、レイ・ダリオ氏のポートフォリオの成績が低迷しています。

このように、このぐらいリスクを取っている人の意見を参考にすべきです。

自己判断の重要性

ここで、疑問がわいてきますよね?

リスクを取っている人の意見を参考にしたとしても、結局成績が低迷しているじゃないかと。

そうです。最終的には自己判断なんですよね。ぶっちゃけ、リスクを取っている人たちのアドバイスを参考にしつつ、自分の判断で投資をするということです。

自己判断の例

何年か前に、グローバル3倍3分法ファンドが流行しました。通称「グロ3」です。

このファンドも今、資金流出しています。わたしは、グロ3を旧NISA口座での1年120万円の一部にとどめておきました。資産の相当部分をグロ3にしなくて良かったと思っています。

他にも、バフェット太郎氏が「ハイテク株は暴落します」といくら言っても、QQQはわたしの主力株ですし、含み益がたくさんのっています。

ウォーレン・バフェットがビットコインをいくら否定しても、わたしはビットコインをポートフォリオの一部に取り入れ、これまた価格が上昇しました。

ちなみに、わたしのポートフォリオは先ほどのレイ・ダリオ氏のオールウェザー・ポートフォリオを参考にしていました。

【株式】わたしが目指したかったポートフォリオ その1

しかし、本当にたまたまなんですが、レイ・ダリオ氏のオールウェザー・ポートフォリオでは55%の配分の米国債券ETFをわたしは40%だけにしていて、しかも、半分の20%はほとんど値動きのないSHVにしていました。

そのおかげで、米国債券ETFの下落を避けることができました。
その結果、純粋なオールウェザー・ポートフォリオよりも株価の上昇の恩恵を受けることができました。

結論

萩原博子さんのようにリスクを取らない無責任な本を書く人よりは、レイ・ダリオ氏のように実際にリスクを取っている投資家の情報のほうを参考にすべきです。

しかし、投資においては、多くの情報を収集し、結局、自分自身で判断することが重要ですね。

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