株式

【株式】わたしが目指したかったポートフォリオ その2

こんにちは。カズゥです。

前回に引き続いて、わたしが目指したかったポートフォリオです。

なぜ、IEFではなくTECLなのか

結論から先に言ってしまうと、「投資心を満足させるため」です。といってもわからないと思いますので説明します。

わたしの投資においての悪癖というのがありまして、それは大変飽きっぽいということです。

株式について勉強をするのはいいのですが、いろいろと知識を仕入れてしまい、我慢ができなくて1年に1回、自分のポートフォリオを総入れ替えしてしまうんです。

米国株遍歴

1年目 バンガードのETF中心

1年目は、バンガードのETFが中心でした。VTが憧れでしたね。「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」で毎年のようにランクインしてたんですよね。

VTとかVYMとかVOOをバンガードコレクターのように無計画に購入していました。

2年目 個別株に目覚める

2年目は、ETFであまり資産が増えないことにしびれを切らし、一旦すべて売却して(バカ)個別株に投資します。今にして思えば、たった1年で資産が増えるわけないってわかるんですけどね。

よく考えないで、有名どころばかり購入していました。Apple、Google、P&G、Amazonとか。

3年目 レバレッジド・ポートフォリオに衝撃を受ける

3年目は、hiroakitさんのROKOHOUSEにおける「可変レバレッジド・ポートフォリオ」

ROKOHOUSE式 可変レバレッジド・ポートフォリオ

に衝撃を受け、またしても個別株を全売却し、「可変レバレッジド・ポートフォリオ」を構築しました。

しかし、2018年末の暴落時にSPXLを狼狽売りしてしまいました。わたしはやけになってしまい、含み益が多く乗っていたTMF以外をまたしても売ってしまいました。

しかし、さすがにこの頃になると毎年ポートフォリオを刷新してたらダメじゃね?とようやく気づきました。(遅い)

なるべく売らないポートフォリオを

株式投資って、複利が効いてくるまでにタイムラグがあるんですよね。

なんにでも「プラトー」という停滞期があるんです。ダイエットでも、筋トレでも、ギターでも、絵でも物事の習得には、目に見えた変化を感じられないときがあります。

そこで、つまんなくなってやめてしまう人が多いんですよね。でも、それはもったいない事なんです。

例えばですけど自転車の練習を思い出してください。乗っても乗ってもダメな時ってありましたよね?

でも、あきらめないで続けていると、ある日突然乗れるようになる。

わたしの場合、株式投資で複利が効いてくる前の、プラトー時に売ってしまっていたんです。

1年目のETFをそのまま持ち続けていた方が、ずっと良かったでしょうし、2年目のAmazonをそのまま持ち続けていればいくらになったんだろうとかは、あまり考えないようにしていますw

そこで、なるべく売らないためのポートフォリオを研究していて出会ったのが前回紹介した「オールウェザーポートフォリオ」です。

オールウェザーポートフォリオのデメリット

「オールウェザーポートフォリオ」は、どんな局面でも対応できるので安定感は抜群ですがデメリットとしてリターンが物足りないことがあげられます。

そこで、上記のROKOHOUSEの「レバレッジド・ポートフォリオ」を参考にして、レバレッジETFを導入することにしました。

デフォルトのオールウェザーポートフォリオでは、15%のIEFがショックアブソーバーの役割をしているように感じたので、好況時はここを外して代わりに、レバレッジETFのTECLをここにあてはめました。

そして、わたしがどうしても株式の入れ替えをしたいときは、ここの15%だけを入れ替えるようにします。それが、わたしの投資心を満足させつつ、なるべく売らないポートフォリオということです。

15%の入れ替えで投資心を満足させる

my-portfolio my-portfolio2

通常時 Portfolio1

TECLとか、SPXLですね。ブル3倍レバレッジETFです。普段はこれをホールドします。

様子見時 Portfolio2

QQQを15%に割り当てます。つまり、QQQが45%になりますね。暴落が起きるまでのタイムラグとか、二番底前の様子見時とかですね。

暴落前 Portfolio3

ここで、IEFを使います。景気後退のサインといわれる逆イールド。今回のコロナショックの前にも逆イールドは発生していましたね。それを確認した後に上記の株式ETFをIEFと入れ替えて暴落に備える感じです。

リバランスついでに継続か入れ替えか判断

上記15%の入れ替えを、毎年1回のリバランスのついでに継続か入れ替えかを判断します。

今はレバレッジETFで大丈夫か?ならばTECLで大丈夫だろとか、逆イールドカーブ現象は起きていないか?起きたなら、IEFでポートフォリオに蓋をしてしまおうみたいに、判断します。

あと、15%だけの売買なので、取り回しが良いかわりに早売りしてしまうことが多いかもしれません。ちょっとした暴落で売ってしまうとか。ですので、入れ替えは1年に1回と決めてしまったほうが良いと思います。

最後に

わたしはあまり株式についての知識が無いので、15%の入れ替えぐらいじゃ影響ないよとか、レバレッジのかけ方としては、間違ってるとかご意見があるかと思いますけど許してください。株式の記事を一度書いてみたかったんです。

昨日、今日とリンクを載せた個人投資家のみなさまのブログの記事で、いつも勉強させていただいています。ありがとうございます。

 

StockSnapによるPixabayからの画像