株式

【株式】株、いつ買うの?今でしょ! 上昇相場に乗り遅れた人の株の買い方

こんにちは。カズゥです。

古っ!

我らが、ヤマゲン先生がこういう記事を書いていました。

山崎元直伝!相場に乗り遅れた人向け投資ガイド「3手法と唯一の王道」

わたしも便乗して、この上昇相場に乗り遅れた人の株の買い方を考えてみました。

前提

分散された、低コストのインデックスファンドやETFを長期ホールド、一括投資したい人向けです。個別株はわかりませんので無しです。

世界株はVTとか、米国株ならVTIとかVOOを買いたい人向けです。

(1)次の暴落を待つ

いきなり買い方じゃないじゃんと思うかもしれません。でも、『次の暴落を待つ』のもひとつの手ですね。

そういう考え方の人も多かったらしく、コロナショック時のネット証券の新規口座開設数が急増したそうです。暴落を狙っていた人たちが多かったということですね。

わたしはこの方たちの辛抱強さに感心しました。

なぜなら、大多数の人は暴落の時期に株式投資に興味を持つことは、稀だと思います。むしろ投資をしてなくて良かったまで思うかもしれません。

なのに、コロナショックの暴落に立ち向かって新規口座開設するのですから、すごいです。

大多数の人たちが株に関心を持つ時、それは上昇相場、つまり株高のときなんですよね。上昇相場の時期に、株関係の本が書店に多く並ぶことからも明らかです。

みんなが、上昇相場で景気がいいのに、それを指をくわえて見ているわけにはいかない!と株式投資を始めてみるわけです。

しかし、株高の時期に口座開設、投資をすると高値掴みになってしまうことが多いです。

そのまま、暴落に巻き込まれると持ち株の多くが含み損になります。

増え続ける含み損に嫌気がさして、投げ売り、その後、株式投資から足を洗ってしまう。

というように、上昇相場で株式投資を始めた人は、意外と挫折しやすいかもしれません。

なので、株式投資を暴落時から始めた人は、株式を長期で持ちやすいと思います。

ですが、『次の暴落を待つ』という方法にはデメリットがあります。

それは、次の暴落を待っている間に株式投資への興味が無くなってしまうというデメリットですw

(2)半分ぐらいまで積み立てる

そこで、2番目の方法、『半分ぐらいまで積み立てる』です。

人は投資をしているからこそ、投資に興味があるものですし、株式を保有しているからこそ、世界情勢などにも関心がでてくるものです。

次の暴落までは、株式投資を意識するために『半分ぐらいまで積み立てる』のもいいと思います。そして、暴落が来たらもう半分を一括で投資します。

何も○○ショックが来るのを待って、あわてて証券口座を開設するんではなくて、今の時期に口座を開設しておいてもいいと思うんですよね。それで、毎月1万円でも2万円でも株を積み立てておいてもいいと思います。

ここからは、例えばのストーリーです。

コロナショック暴落後の上昇相場が始まりました。

あなたは、その上昇相場に乗り遅れ、指をくわえてそれを見ていました。

そこで、次の暴落を待つことにしましたが、証券口座の開設は、次の○○ショック後の暴落が来てからでいいやと後回しにしました。

そして、〇〇年後に〇〇ショックが起き、暴落相場が始まりました。

しかし、〇〇年、月日が経つうちに株式投資への興味、関心がうすれていたあなたは、暴落のTVニュースを、ただボーっと見つめていました。

そして、〇〇ショック暴落後の上昇相場が始まりました。

あなたは、その…

というループを防ぐために、半分ぐらいまで積み立てて投資を意識しておこうということです。

(3)債券ETFから買う

何も、株高の時期に無理に株から買う必要はありません。TLTなどの『債券ETFから買う』のもアリでしょう。

レイ・ダリオの「オールウェザーポートフォリオ」では、40%が長期債券、15%が短期債券です。

近年、株式との逆相関が崩れてきていると言われたりしますが、中長期でみればまだ成り立っているのではないかと思います。

ここ最近は、金利上昇で債券ETFが買いやすいところまで、下がってきています。

次の暴落時に、もし債券ETFが上がっていれば全部売却して株式を購入、または半分売却、半分を株購入で、株50、債券50のバランス運用でもいいですね。

暴落を乗り越えたらチャンス

暴落の後には上昇相場が訪れます。

わたしは暴落の底の安値で買えるから、暴落はチャンスではなく、暴落後の上昇相場にいかに株を持って居合わせることができるかが、大事だと思っています。

つまり、暴落を乗り越えることができたら、チャンスなのだと思います。

アベノミクスの株高の恩恵を受けた人たちの多くは、リーマンショックを乗り越えた人たちでした。

投資のタイミングを計るのは難しいです。

それよりは、よく分散された、低コストのインデックスファンドやETFを、長期でずっと持っていた方が暴落後の上昇相場に居合わせる可能性が高いと思っています。

やはり、ヤマゲン先生のおっしゃる通り、株価を気にせず、『自分のリスク許容額をいつ買ってもいい』が王道だと思います。

ですが、大体の人は買ったとたん株価が下がるのは嫌だと思います。そんな方には、証券口座見ない作戦をおススメします。

今のところ「ポートフォリオ見ない作戦」はうまくいったようです

下がっているのを見ると狼狽売りしたくなっちゃいますからね。

 

くれぐれも投資判断は自己責任でお願いします。

 

Gerd AltmannによるPixabayからの画像