ニートの生き方

【ニートの生き方】もしかすると日本はベーシックインカム 実施国だったかもしれない

こんにちは。カズゥです。

日本維新の会がベーシックインカムの導入を重点政策の1つに掲げました。

で、最近、小飼弾さんの本とか読んでいると、日本ってもしかするとベーシックインカム実施国だったかも、なんて思ったりします。

日本はベーシックインカムを実現していた!?

小飼弾さんの『小飼弾の超訳「お金」理論』に書いてあるのは、

  1. 怪我や病気をしたら、会社の健康保険を使って治す
  2. 結婚したり、子どもができたら、会社から扶養手当をもらう
  3. 定年退職したら、会社でかけていた年金をもらう
  4. 会社は税金や社会保険料を納める窓口にもなっている

と、本来政府がやるべき多くの仕事を、会社にアウトソースしているとのこと。

上記を眺めていると、会社に所属する限りにおいてはなんかベーシックインカムっぽいなと思うんです。

例えば、新社会人として企業に就職すると最初は仕事ができません。あたりまえですが。仕事を上司に教えてもらって一人前になるまでは、乱暴な言い方ですが、働いていないのと変わりません。しかし、それでもお給料は出ます。

また、新人の逆、役職が上がって偉くなっても、バリバリ現場で働くというよりは、書類を確認してハンコを押すことが多くなってきます。しかし、これでもお給料は出ます。あたりまえですね。

あと、最近は成果主義の企業も増えてきたようですが、基本は年功序列なので長く勤めていれば役職や賃金が上がっていきますし、終身雇用です。

と、もちろん、ベーシックインカムじゃないんですけど、民間企業の福祉はベーシックインカムっぽかったように思います。まあ、俗にいう日本型雇用ってやつなんですけど。

ベーシックインカムは働かなくなる?

よく言われるのが、ベーシックインカムを受給すると人間働かなくなるんじゃないか?という疑問です。

まあ、中にはそういう人もいるとは思います。しかし、どの会社にも「働かないおじさん(おばさん)」っていませんでした?いわゆる、「働かないおじさん(おばさん)」問題ですね。わたしのバイト先にもいました。

確かにいたんですけど、少数でしたよね?大体の人はきちんと真面目に働いていたと思います。だから、大丈夫です(謎理論)

なぜ、うまくいかなくなったか?

日本型ベーシックインカムっぽい、日本型雇用。あくまでも、うまくいっていたのはバブル崩壊以前です。なぜ、うまくいかなくなったか?

人口ボーナスの終了=少子高齢化

少子高齢化によって、高齢者一人を現役世代が支えるのが難しくなってきました。

会社によって福祉にムラがある

運よくいい会社に入ることができれば、日本型ベーシックインカムの恩恵を受けることができますが、バブル崩壊以降に増えたブラック企業に就職してしまうと、福祉などお構いなしなので人生設計が難しくなってしまいます。会社によって福祉の差ができてしまうので、ベーシックインカムではなくなります。

福祉を国に戻して会社は生産性を上げよう

日本政府の悪いところは福祉に興味があまりないところです。国民が健康的な生活を送ることに関心がないです。税収のことばかり考えています。めんどくさいんで、各企業に福祉をぶん投げているわけです。

例えば、アルコール度数が9%ぐらいの缶チューハイがジュースより安く買えたりします。こういった、依存症になる危険性の高い商品が野放しです。海外ですと、アルコール度数が高くなるのと比例して商品代金も高くなります。

タバコも先進国の中でも喫煙率が高いと言われています。

国が酒税やたばこ税欲しさに規制がゆるいです。依存性の高いものをあまり規制せず、国民の不満をそらしつつ、税金を搾り取るわけです(ザ・陰謀論)

日本政府にはもっと国民の健康に興味を持ってもらって、会社から福祉を国に戻したほうがいいです。そして、会社は福祉から自由になって身軽になってもらい、低いと言われる日本企業の生産性のアップに取り組めばいいんじゃないでしょうか。

国民が健康的に生きることは、長い目で見れば未来の税収アップにつながると思います。

まとめ

今回は、言いたいことをあまりうまく書けませんでしたが(おい)、何が言いたいかというと日本はもともとベーシックインカムっぽいことを実施していた国なので、ベーシックインカムを比較的導入しやすい国なのではないかということでした。

WalkersskによるPixabayからの画像

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