こんにちは。カズゥです。今回の記事は半分本気で半分冗談です(予防線)
日本の失敗は再分配の失敗です。本来、持てるものから持たざるものへ、利益を再分配しなければならないところを、この国は持たざるものから持てるものへ、再分配しています。
働けば働くほど貧しくなる国日本
日本は働けば働くほど貧しくなっていきます。なぜかというと、国のピンハネがスゴイからです(語彙力)
会社員になると社会保険料を給料からひかれますが、少しずつピンハネ分が増えていっています。
よく、社保は会社と折半して半分は会社に払ってもらっていると言いますが、そもそも何で折半なのでしょうか?
上記リンクの池田信夫さんが仰る通り、社保が結局全額個人負担なら、最初から給与明細にそう表示すればいいはずです。そのほうが、処理も楽なはずです。
やはり、これは会社に半分払ってもらっているという錯覚で、社保の負担感をやわらげるための演出なのでしょうね。
野党の消費税引き下げ案ってサラリーマン的にはどうなの?と思った時に読む話
年々、社会保険料のピンハネ分を国民にバレないように上げていっていますが、時々、消費増税をして国民の不満が消費税に目が向くように仕向けている気がしますw
そのピンハネ分は高齢者の医療費などに使われています。現役がヒイヒイ言って働いた分を高度経済成長期によって良い思いをした高所得者である高齢者に配っているのです。
社保は積み立て方式ではなく、賦課方式なので今の高齢者にそのまま配られます。ほぼ税金みたいなものです。
まさに持たざるものから持てるものへと再分配しています。
アンフェアな再分配に歯止めをかけるのがニートの役割
ニートは働かない(正確には社会保険料を納めない)ことによって、このアンフェアな再分配に抵抗をしているとも言えます。
およそ、100万人はいると推定されるニートは、社会保険料を免除したり、親から立て替えてもらっていることによって、持てるものから持たざるものへの再分配の流れをつくり、日本の失政の悪循環を是正しているのです。
もし、100万人いるニートが一斉に働きだしたら、日本政府はますます調子にのり、間違った再分配を改めることがなくなるでしょう。
親ベーシックインカムとは?
親ベーシックインカムとは何のことはなく、言い方を変えただけで別に今までのニートの生活と変わりません。要するに親の世話になっているということですw
親から生活費を援助してもらっていることになりますし、多くのニートは社会保険料を立て替えてもらっているのではないでしょうか? あるいは、親の扶養に入って免除しているかもしれません。
そもそも、持てるものである、親の庇護があるからこそ、ニートを続けていけるわけです。親が持たざるものである場合、ニートではなくホームレスなどになるしかなくなります。
親ベーシックインカムは、持てるものから持たざるものへの再分配を実現しているとも言えます。
ただし、ここで注意点です。ベーシックインカムというのは、あくまでも生活に必要最低限の収入のことを言いますので、「オレは、不公平な再分配を是正しているんだ! もっと小遣いよこせ!」というのは間違いです。
ニートは再構築がわりと簡単
このアンフェアな再分配が是正されるまではニートを続けることで、日本政府に抵抗するのもいいですが、こんな生きにくい日本で生きやすく暮らしていくためには、やはり持たざるものから持てるものになったほうがいいです。
持たざるものから持てるものになりたい人が、フリーランス(個人事業主)を目指すのは良い選択肢です。
会社員は、結婚をして子どももできてローンを組んでマイホームなどを購入してしまうと、なかなかフリーランスにスイッチするのは難しくなります。退職金のことを考えてしまうとなかなか踏み切れませんね。副業として始めて売り上げが月々の給料を上回ってからでないと、専業のフリーランスになるのは難しいと思います。
その点、ニートは親ベーシックインカムによって、人生の再構築が比較的簡単と言えます。ニートは明日からでも、フリーランスを目指せます。
親の扶養に入って負担を減らし、フリーランスを目指しましょう。親は普通にハローワークで仕事を探せと言うかもしれませんが、その時はこれは「政府への抵抗のためにフリーランスを目指すのだ」と言いましょうw
ここでも、注意点です。会社員が社会保険料をピンハネされているからといって、「社畜」などと呼ばないようにしましょう。
登山に例えたら、人生という山を登る同じ登山仲間なのです。ルートが違うだけです。同じ登山仲間はリスペクトしましょう。
アウトプットこそがマネタイズの可能性を上げる
注意点としては、自分の好きなものに取り組み、マネタイズ(収益化)を考えるとしてもインプットだけでは難しいということです。
例えば、いくらゲームが好きだとしても、ただただプレイしているだけではマネタイズの可能性は上がりません。あたりまえですが。
これではただのインプットです。インプットだけのうちは、学習であり、消費であり、趣味です。
しかし、UnityやUnrealEngineなどでゲームをつくってリリースする、または、ブログにゲームの攻略記事を載せる、プレイ動画をYouTubeにアップする、などのアウトプットでマネタイズの可能性が上がるのです。
あなたが酒飲みだとして、ただ酒を飲んでいるだけでは収益化しません。あたりまえですねw それではインプットだけです。
あなたが、ブログなどにお酒の飲み比べの記事を書いたりすれば、それがアウトプットで収益化の可能性が上がるわけです。もちろん、面白い記事を書ける文章力も必要ですが。
中には、良いか悪いかは別として自分のアルコール依存症の経験を小説やマンガなどにアウトプットしてマネタイズしている人もいます。
ニートも選挙に行こう
なんで、こんなに世代間格差があるかというと、やはり高齢者は人口も多く、なおかつ選挙の投票率も高いからです。
昭和40年男であるわたしのまわりでも、「選挙に行っても何も変わらないよ」と言う人たちが多く、国政選挙には欠かさず投票に行っていたわたしは、「へー、真面目だね」と若干バカにしたようによく言われたものです。
しかし、「選挙に行っても何も変わらないよ」とのわたしのまわりの人たちの予測は、はずれました。しかも、悪いほうに、はずれました。
正解は「選挙に行かなかったから、日本は悪いほうに変わった」でした。
政治家が人口も多く、投票率の高い高齢者に忖度した政策ばかりが立案され、氷河期世代などの現役の人たちからは、社会保険料と称して問答無用で取り立てます。
野党も同じく高齢者に忖度をしているので、思い切った社保改革を言い出せず、結局は政権与党と同じ穴の狢です。
今も、「選挙に行っても何も変わらないよ」と言っていたわたしのまわりの人たちは、誰もかれもヒイヒイ言って働いて、社会保険料をピンハネされ続けています。それなのに、未だに選挙に行っていない人が多いと思います。
やはり、選挙に行かなかったことが長い目で見た場合、確実に日本を悪化させました。氷河期世代は団塊ジュニア世代と呼ばれ、結構人口も多かったはずなんですけどね。
親ベーシックインカムで生活の安心を得たうえで、自分の好きをマネタイズできるよう、アウトプットに取り組みながら、選挙に行くのがベストなんじゃないでしょうか?
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