こんにちは。カズゥです。
お金は必ずしも人を幸せにするわけではありませんが、お金があれば不幸を避けることができると思っています。
お金があれば不幸を避けられる
8050問題
例えば、8050問題があります。
ある人が職場でのパワハラなどにより、退職しひきこもってしまったとします。人間不信に陥って、人とのコミュニケーションが苦手になる。そのまま、なかなか社会に戻ることができない。
そして、気づくと年月が経ち、親は80代、自分も50代になり8050問題になるわけです。
この場合、親の年金を当てにして生活するわけですが、問題になってくるのはやはり、親が亡くなった時です。
しかし、ぶっちゃけ、親が資産を持っていたのなら、それを相続して暮らしていけばいいわけです。この際、相続問題はとりあえず置いておきましょう。この場合もお金があれば、不幸は避けられるということです。
問題は親にお金が無い場合です。しかし、この場合も自分でお金を稼ぐことができれば、何も問題はないわけです。自分で稼いだお金で、ひきこもろうがそれは自由だからです。
生活に困らないぐらいのお金があれば、無理をして社会に出て人付き合いをしなくていいわけです。
嫌われる勇気で有名になった、アドラー心理学の創始者、アルフレッド・アドラーは「すべての悩みは対人関係である」と語りました。
人嫌いが、無理をして人と付き合う必要が無くなる。これもまた、お金がある限りにおいては不幸を避けられると言えるでしょう。
最近のFIREブームは、さっさとお金を稼いで経済的に自立をし、めんどくさい人と人との付き合いから卒業したいという思いの人も多いからではないでしょうか。
お金持ちは変人でも許される
今の世の中、変人は生きづらいです。しかし、お金を持っていると多少変わったキャラクターでも許されるところがあります。
著名な実業家には、ぶっちゃけると変人が多いです。例を挙げるのは遠慮しておきますが、例えばスティーブ・ジョブズとか、ビル・ゲイツとか、ジェフ・ベゾスとか(挙げてる)
こういうふうに、お金持ちというのは変人でも許されがちですね。
ここまでの大富豪でなくても、あなたの近所の小金持ちでも変な人多くないですか? わたしの周りにも結構いるんですよね。嫌われている人が多いですw
でも、ちょっと、うらやましいんですよね。人に気を使うことなく、自由に生きていて、気が楽だろうなーと思います。でも、まあ、嫌われてるんですけどねw
わたしのお金で不幸を避けた例
非常にスケールが小さくて、申し訳ないのですが、わたしのお金で不幸を避けた例を紹介します。
麦茶ポット
日本はすっかり暑い国になってしまいました。20年前ぐらいのサッカーワールドカップアジア予選の中東アウェイ戦では、早めに現地に行って暑さ対策をするものでしたが、今はその必要がないかもしれないぐらい、日本全国暑いです。
そこで、水分補給のために麦茶を麦茶ポットで作って、冷蔵庫に常備しておくのですが、暑いときは熱中症予防に結構な量を飲みます。そのため、麦茶ポットを3個ぐらい用意してローテーションで麦茶をつくります。
個人的にその麦茶ポットを洗うのが大っ嫌いなんです。
ふた部分の細かいパーツを洗うのも嫌いですし、でかいポット部分に手を突っ込んで洗うのも嫌いなんです。すすぎにも時間かかるし、ストレスがスゴイ溜まります。
正直洗いたくないんですが、洗わないとカビが発生します。衛生的には飲んで空にしたら、洗った方がいいです。でも、洗いたくない、しかし、洗わないとカビが発生する。でも、洗うのは大嫌い!
どうやって解決したか?
食洗器対応の麦茶ポットを購入しました。そして、飲み終わった麦茶ポットを食洗器にぶち込むだけですむようになりました。ストレスが溜まらなくなりました。
ね?ほんとにスケールが小さいでしょ?w でも、不幸をお金で解決した例です。そもそも、食洗器があることが、食器洗いの手間という不幸をお金で避けた例といえます。そして、いざとなればペットボトルの麦茶を購入することも麦茶ポットを洗うという不幸をお金で避けることになります。
nosh
わたしは料理ができません。なので奥さんが風邪をひくと、コンビニ弁当になります。
奥さんが疲れていて、料理をつくりたくないときでも、わたしは料理ができません。白い目で見られます。
奥さんを休ませてあげたい、献立を考えることから解放してあげたい、でも、料理を今から覚えるのは大変。この不幸をお金で避けるために採用したのが、「nosh」です。
「nosh」は冷凍宅配食です。冷凍のおかずが配送されてきます。あとは、レンジでチンして食べるだけです。
栄養やカロリーも考えて調理されています。かといって、薄味すぎるということもなく、なかなか美味しいです。
奥さんが、料理を楽したいときに食べています。喜んでくれてます。
外食でいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、外食は高いですからねw
ロボット掃除機
わたしたち夫婦は掃除が苦手です。掃除機かけたいけど、めんどくさい。めんどくさいけど、掃除機かけないと飼ってる猫ちゃんの毛が溜まっちゃう。でも、めんどくさい。
そんなときは、ロボット掃除機ですよね。年々進化しています。以前のロボット掃除機はランダムに動いて、1時間ぐらいかかりました。けっこう、掃除残りがあったんですよね。
最新の機種は、まず部屋の壁まわりをぐるっと掃除して、その後部屋の真ん中をジグザグに動いてまんべんなく掃除します。しかも、30分ぐらいですみます。
掃除をロボット掃除機に任せると時間ができます。その時間で朝のコーヒーをゆっくり飲むことができます。
これで、掃除嫌い夫婦の朝は平和ですw
不幸を避けることが幸せに近づくことかも?
ロベルト・ドベリ著「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」では、こう書いてあります。
結論。よい人生は、究極の幸せを求めた結果として得られるものではない。馬鹿げたことや愚かな行為を避け、時代の風潮に流されなければ、人生はおのずとうまくいく。「何を手に入れたか」で人生の豊かさが決まるわけではない。「何を避けるか」が大事なのだ。
大昔から、人類は「何が人間を幸せにするのか」を突き止めようとしてきました。しかし、その成果はお粗末なもので、具体的な幸せの要因に関することは、いまだに暗中模索の状態です。
それに対して、私たちの「幸せを大きく損なうものは何か」、あるいは「よい人生をおびやかすものは何か」は具体的に挙げることができる。
アルコール依存、麻薬、慢性的なストレス、騒音、長い通勤時間、嫌な仕事、失業、不安定な結婚生活、自分への過度な期待、貧困、借金や経済的依存、孤独、愚痴っぽい人たちとの付き合い、周りの評価を気にしすぎること、他人と常に比較されること、被害者意識、自己憎悪、慢性的な睡眠不足、怒りや嫉妬。
小さな不幸の積み重ねが気づくと、いつのまにか大きな不幸になっているということがあるかもしれません。
よい人生を手に入れたければ、「人生のマイナス要素」を避ける。お金はその手助けをしてくれると思っています。
人生の目標を失った人はお金を稼ぐことを目標にしてみる
挫折をしてニートになると、人生の目標を失ってしまうことがあります。これから先、何をしたらいいかわからなくなります。
もし、あなたがやる気のあるニート(矛盾ワード)なら、まずは、不幸を避けるために必要なお金を稼ぐことを目標にしてみてもいいかもしれません。
まずは、個人事業で100万円を目指すのがいいと思います。株式投資も駆使しながら、稼いでいくといいと思います。
アドラー心理学では、「すべての悩みは対人関係である」と先述しました。この続きもあります。
「人は何らかの他者とのかかわりの中で本当の幸せを見つけるもの」と、アドラーは語っています。
【保存版】アドラー心理学まとめ 実践 すべての悩みは人間関係である – CreativeIdeaNote
あなたが何の事業を起こすにしても、あなたの作品などが人々に愛されたとき、そのことが他者とのかかわりになり、そこから本当の幸せを見つけることができるのかもしれません。
Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像