みなさん、いかがお過ごしでしょうか。こんにちは。カズゥです。
非常事態宣言が全国に出され、不要不急の外出を控えると、ひまになりますよね。
プライムビデオを見ても、日本のドラマは1クールですぐ終わっちゃうとお嘆きのあなた。
こんなときだからこそ、一日一話、『侍戦隊シンケンジャー』を見てみませんか?
シンケンジャーを知ったきっかけ
シンケンジャーを知ったきっかけは、山本弘さんのブログ、『ありがとう、そしてさようならシンケンジャー』という記事でした。
放映当時、わたしの当時2歳の息子はあまり戦隊モノに興味がなく、チャンネルを合わせていなかったので、上記の記事を読んだ時には、もうシンケンジャーの放映は終わっていました。
そのシンケンジャーの記事を読んだわたしは、とにかく猛烈に感動してしまったのです。
とくに主人公にはある秘密がありました。(もう有名なエピソードですが、その秘密は一応伏せておきます)その秘密にビックリしたんですね。
大の大人たちが、子供たちを楽しませるために、所詮、子供向けと妥協せずにそれこそ真剣に物語を考えている姿が想像できて感動したんです。愛を感じたんです。
そこで、DVDをレンタルしてきて、息子そっちのけ、わたし一人で全話見ました。
何十年ぶりの特撮ヒーローもの
わたしが、昔、特撮ヒーローものに飽きたのは、『宇宙刑事シャイダー』を見ていた時でした。毎週、見ていたシャイダーでしたが、ふと「あれ?これ、毎週おんなじことしてね?」と思ったとたん、冷めてしまい次週から見なくなってしまいました。
これはシャイダーが悪いわけではなく、わたしが成長したのだと思います。
なんというか、何十年ぶりで見た戦隊モノ、いや特撮ヒーローものはいろいろ画期的というか、こんなに進化してたんだなあと感じました。
いろいろ画期的
面白いのが、立場が対等ではなくレッドが殿様なので、主従関係があるところですね。
で、みんなレッドの呼び方もバラバラです。ブルーは「殿」。グリーンとピンクは本名で「丈瑠」。イエローは「殿様」。
あ、ちなみにレッドは今をときめく松坂桃李さんです。
性格付けも、よくある「レッドは情熱的で、ブルーは冷静沈着、イエローはカレー好き」みたいなのと違います。
むしろ、レッドが冷静沈着で、ブルーはド天然です。ブルーの天然ぶりはスゴイです。
ふつう、天然キャラはそのうち追加戦士(シンケンジャーだとゴールド)に、おいしいところを持っていかれるんですけど、最後まで天然をつらぬきます。
そして、メカもエビとかカジキとか猛牛とかカッコいいんだか、カッコ悪いんだかわからないのが、目白押しです。そのおかげか、玩具売り上げは前作より落ちたらしいですw
至福の時
一日の仕事が終わり、嫁と子供が寝てしまった後に発泡酒を飲みながらシンケンジャーを見る時間は、至福の時でした。
仕事のストレスも溶け・・・。仕事のストレス?そうだ!お前だよ、営業の〇〇!クレーム対応もお前の仕事じゃないのかよ!ん?なんだっけ?そうだ、
一度に見るなら2話ぐらいが、ちょうどいいですね。酒を飲みながら4話ぐらい見てると最後のほう覚えてませんから。
あと、やっぱり子供向けなんで、ちょっとこっぱずかしいシーンとかもあるので、酒を飲みながら見るのがちょうどいいですね。
卒業式の先生気分
これは、シンケンジャーに限りませんが、脚本家がたまに変わったりするので、正直、エピソードによっては出来不出来のバラツキがあります。でも、それもまた飽きないお母さんの味みたいでいいんですよね。
最初はだるいかもしれませんが、終わりに近づくほど感情移入していきます。
最終回間際では別れが悲しい寂しい、卒業式の先生気分です。
何年後かにドラマで松坂桃李さんを見ると「あら、桃李くん。大きくなったわね、先生うれしい、ぐすん。」みたいな。
記憶を消したい
もし、ドラゴンボールを7つ集めることができたら100人の美女と札束風呂、じゃない、シンケンジャーの記憶、特に「秘密」の記憶を消して最初から見たいです。
でも、記憶を消すとシンケンジャーの魅力も忘れるわけですから、もう一度見たいと思うのでしょうか?どうせ消すなら中学時代に学校でウ〇コをもらした記憶を忘れたいです。まあ、いいや。
ということで、最後はシンケンジャーの魅力というより戦隊ヒーローの魅力を語るみたいになってしまいましたが、Amazonプライムビデオではタダで見れますし、一話だけでもどうですか?