こんにちは。カズゥです。
ニートや、ニート経験のある方の中には、自分はどうしてこんなにめんどくさがりなんだろうと、悩んだ人がいると思います。
かくいうわたしも、めんどくさがりなんですが、めんどくさがりの人は実はクリエイティブな才能があるんじゃないかというのが、今回のお話です。
めんどくさがりな人は基本、繊細で想像力がある人だと思うんですよね。
えー!?どこがー?って、思うでしょうけどw
繊細さを自分のモニタリングに使うとめんどくさがりになる
めんどくさがりは実は繊細で、その繊細さが”自分のこと”以外に向いているときはいいんです。
絵でも、音楽でも、映像でも、文章でも、繊細な人のほうが、感受性が強く、ほかの人が気づかないことに気づくので、クリエイティブな能力があると思います。
しかし、その、ほかの人が気づかないことに気づく繊細さを、自分をモニタリングすることに使ってしまうと、めんどくさがりになります。
なぜかというと、ほかの人たちと違って、四六時中、自分をモニタリングし、自分の状態に気づきやすいため、自分自身の疲れとかを敏感に感じてしまいます。
ちょっと、部屋の片づけをしてても、自分をモニタリングしている人は、自分の疲れにすぐ気づいてしまいます。
「あ、今呼吸が荒くなった、あ、心臓がけっこう早いぞ、そういえば、足腰がだるい」というふうに、自分の状態に気づきやすからです。
自分で自分の疲れをモニタリングし、集中して増幅させるので、繊細な人は疲れやすいです。
他人もモニタリングする
繊細な人は自分をモニタリングするだけでなく、他人にも、そのモニタリング能力を使います。
相手の顔色や、声色、言動を過剰にモニタリングすると、人付き合いに疲れやすくなります。
モニタリングした結果が、正しければ、まだいいのですが、往々にして間違ってることが多いですw
繊細な人によくあるのが、他人を不機嫌だと感じることが多いです。しかし、それは大体間違っていますw
質問した時の返答の声のトーンが低かったりとか、それらをいちいち、不機嫌と感じてしまうことが多いのです。
たまたま、その時、その人の喉の調子が悪く、声のトーンが低いだけだったのに、常にモニタリングしているので、他の人が気づかないことに気づきやすく、そのため、人間関係において、余計な勘違いをしやすいのです。
こうして、人付き合いに疲れ切り、人間関係がめんどくさくなってきます。
やる前に頭でシミュレーションしてしまう
めんどくさがりは、実は完璧主義な人が多く、失敗をなるべく避けたいため、なんでも頭の中でその想像力を発揮して、シミュレーションをしてしまいます。
しかし、これが裏目に出ると、物事に取り組む前に、まず頭の中でシミュレーションしてしまい、その結果、何でもめんどくさくなってきます。
しかも、その想像力、イメージ力で、なかなかリアルにシミュレーションしてしまうため、それを、行ったときの疲れや、体のだるさ、ため息をやる前からリアルに感じてしまうのですw
そのため、もともと疲れやすい、その繊細さと相まって、何でもやる前から疲れを想像してしまい、めんどくさがりになります。
日本人は世界一めんどくさがり
よく、日本人は世界一めんどくさがりだと言われます。それは、逆に言えば世界一繊細とも言えます。
作家の橘玲さんによると、日本などの東アジア人にはS型遺伝子が多いため、不安を感じやすく、抑うつ的だそうです。
めんどくさがりの対策案
ダメな対策案はお酒
まず、ダメな対策案をあげます。それはお酒です。
人によっては、自分の繊細さに耐えられず、お酒などに走る人がいます。アルコールの力によって、自分の繊細さを、麻痺させようとします。頭をアルコールの力でボヤーっとさせるということです。
芸術家肌の人で、お酒に走ってしまう人がいるのも、自分の繊細さに耐えられないからです。
ただでさえ、めんどくさがりなのに、そこにアルコールが加わると、二日酔いの影響も相まって、さらにめんどくさがりになります。
しかも、依存症の恐れがあるので、過度のアルコールは控えた方がいいでしょう。
スマートウォッチで自分を客観視する
自分をモニタリングしすぎる人は、スマートウォッチを購入して、着用し、自分を客観視するのは、いいアイデアだと思います。
スマートウォッチは、自分の心拍数や、ストレス値をグラフで可視化することができます。
日頃、感じているドキドキや、ストレスをスマートウォッチでチェックすると自分で感じているのとギャップを感じることがあります。
ストレスだと思っていたことが、スマートウォッチ上ではさほどではない数値だったり、自分ではドキドキしたと思っていても、グラフで見る心拍数は落ち着いていたりします。
もしかすると、スマートウォッチのほうがインチキなんじゃないかとも思えてきますw
しかし、自分は自分で思っているよりも、案外、鈍いのかもしれないなと気づくと、気が楽になります。
わたしは、↓を使っています。スマートウォッチの中では安い部類ですが、充分です。
分割して考える
作業の全体を見て、作業の配分を決めるのは慎重でいいことなのですが、それをすると、先が見えてめんどくさくなることも、また事実ですw
なので、多少は無計画でもいいので全体は見ないで、分割し、目の前の作業だけに集中して取り組むのも、めんどくさがりの対策としてはいいでしょう。
例えば、部屋の片付けもめんどくさがりの人は、その想像力を使って、部屋全体をイメージしてしまうため、必然的に作業量が多くなり、めんどくさくなります。
そうではなく、今日はテレビ周辺の片づけ、明日はソファ周辺などと、分割すれば手を付けやすくなります。
クリエイティブな作業に取り組む
めんどくさがりの一番の対策案は、何か? それはクリエイティブな作業に取り組むことだと個人的に思っています。
めんどくさがりの人って、実は、クリエイティブなもので何か好きなものがある人が多いと思うんですよね。
絵とか、音楽とか、文章とか、俳句とか、詩とか。
めんどくさがりな人は、その繊細さと、想像力が、”自分のこと”ではなく、クリエイティブな思考、作業に発揮されれば、ポジティブな生き方をすることができると思っています。
中には、親の言うことを聞きすぎて、進学や就職も親の言いなりになって、自分が好きだった、クリエイティブなものを見失ってしまった人もいると思います。
そういう人は、仕事面でもめんどくさがりを発揮して、嫌々仕事をすることになるので、周りに迷惑をかけることになります。
こういう人は、めんどくさがりが仕事に悪影響を与えているというより、そもそも、その仕事とミスマッチなのだと思います。
結局、めんどくさがりは性格の短所とかではなく、繊細さ、想像力のベクトルが違う方向に向かっちゃってるだけだと思うんですよね。