ニートの生き方

【ニートの生き方】ニートは世代間戦争を非暴力・不服従で戦っているのだ

こんにちは。カズゥです。

このブログは、ニートに向けて、会社員という生き方以外にも、個人事業主としての生き方もあるよと、お知らせするブログです。

ニートから卒業したい、という人たちに向けてのブログです。

しかし、最近、ニートは身を守るためにニートのままでもいいんじゃないかと、思うようになってきました。

そのぐらい、今の日本は環境が悪く、生きづらくなっています。

その原因のほとんどは、日本の政治家の失政です。

高齢者しか見ていない政治家

現代日本は世代間格差が大きくなっています。政治家の多くは、最大の票田である高齢者しか見ていません。

こういうニュースがありました。

 

年金受給者への5000円給付 高市氏「いったん白紙に」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA295BT0Z20C22A3000000/

 

年金受給者へ5000円給付案が浮上しましたが、選挙対策のバラマキとの批判を受け白紙になりました。

さすがに白紙になりましたが、コロナ禍により、仕事が無くなったりして、苦しんでいる現役世代を飛び越えて、年金受給者へ給付ですからね。ビックリです。

若年層全員が選挙に行っても高齢者に勝てない

日本が変わらないのは、若年層が選挙に行かないからだという意見もあるかもしれません。

確かにそれもありますが、今の日本は超少子高齢化社会ですので、 一番世代別の人口が多いのは高齢者です。

若年層、すべてが選挙に行ったとしても、高齢者が支持する候補者が当選しやすいため、若年層の意見が通りにくくなっています。

そこで、わたしの願望としては、オンライン投票の実現化です。オンライン投票であれば、外に出たがらないニートであっても投票できるわけです。

 ニートの投票数もバカにできなくなれば、政治家のニートに対する意識も変わるはずです。

世界的にもオンライン投票が実施されている国は、エストニアぐらいで、あまりありません。

選ばれる側の政治家の反対も多く、実施はなかなか難しそうですが、もう、にっちもさっちもいかない現代日本の危機を脱するには、オンライン投票の実現ぐらいしてほしいですね。

政治家の目標が選挙に勝つだけになっている

なぜ、こんなに世代間格差が広がっているかというと、様々な要因がありますが、個人的に思うのは、政治家の目標が選挙に当選して議員になった時点で、終わってしまっていることだと思います。

政治家の一番の目標が、選挙に当選することなので、 一番の票田である高齢者に忖度した政策ばかりになってしまいがちです。

政治家になる前は、日本の将来のビジョンがあったとしても、国会議員に当選して、歳費をもらいはじめると、途端に政治家としてのモチベーションが低下してしまいます。

野球で例えるなら、巨人に熱烈に入りたい選手というのは、巨人に入ることができた時点で目的を達成してしまい、あまり活躍しないまま終わってしまうのと似ています。ちょっと、例えが古い気がしますがw

国会議員の歳費も、活動によって上下動したほうがいいんじゃないかと思うんですよね。

例えばですが、国連が「世界幸福度ランキング」を発表していますので、そのランキングに連動して、国会議員の歳費も上下動するみたいな。
上位に入るほど、歳費も上がり、下位に沈むほど、歳費も下がる。

株価連動でもいいかなと思ったんですが、株価は操作できますからねw

ニートは非暴力・不服従で戦っているようなもの

毎年、社会保険料は上がっていきます。社会保険料は国会審議を通さなくてもいいので、消費税と違って、引き上げ放題です。

また、社会保険料は、会社と折半といわれますが、人件費から引かれているので、実質労働者負担です。

年金も積立てではなく、賦課方式なので、そのまま今の高齢者に配られます。

これでは、現役世代は高齢者というブルジョワに搾取されているのと同じではないでしょうか。

 

この世代間戦争から、抜け出す方法が2つあります。

 

1つは、FIREを達成することです。事業や投資などで資金を早めに貯めて、経済的に独立することです。

日本は給付金などの基準を、所得で判断するので、所得は少ないが貯蓄の多い、高齢者に有利にできています。貯蓄を取り崩して生きていくのに、有利にできています。

要するに、若くして経済的独立を果たし、早めにリタイアして高齢者のような暮らしを先取りしてしまうということですw

でも、やはりFIREを達成するには、今の日本では、なかなか難しいですね。

 

もう1つは、経済的に許されるのなら、ニートになってじっとしているのも、アリかもしれません。

それは、身を守るためです。

一番の票田の高齢者に忖度をし、新型コロナ対策を過剰に行った結果、各種サービス業が不況に陥り、職を失った現役世代が、自ら命を落としています。

もう少し、国が様々な課題を先送りすることなく、きちんと対策をし、まともな国になるまでは、ニートになるのもアリかなと思いはじめています。

そもそも、国は社会保険料をピンハネしすぎです。

ニートは働かないことにより、社会保険料を搾取されることを拒否しているのです。国に対してのボイコットみたいなものです。

まさに、この世代間戦争を非暴力・不服従で戦っているとも言えるでしょう。

 

現在の戦争とは支配集団が自国民に対して仕掛けるものであり戦争の目的は領土の征服やその阻止ではなく社会構造をそっくりそのまま保つことにある。

ジョージ・オーウェル著「1984年」より

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