こんにちは。カズゥです。
今回は、個人ゲーム開発をしていて、悩んだところを書きたいと思います。
つくっているゲームはブロック崩し
つくっているゲームって、ブロック崩しかよ!?ダサッ!と 思うかもしれませんがw
これには理由があります。
まず、個人ゲーム開発のサンプルゲームにはブロック崩しが多いです。しかし、そうして、出来上がったブロック崩しを、プレイすると大体おもしろくないです(失礼)
ステージ数が何個あろうが、ブロックの配置が違うぐらいで、あんまり面白くないんですよねwまあ、昔のゲームですからね。
なので、そのブロック崩しを、いかに面白くできるか、をテーマに開発することにしました。
ビルドは早めに
UnityやUE4などのゲームエンジンで、AndroidやiPhoneなどのモバイルゲームを開発するときは、ビルドは早めにしたほうがいいと感じました。
わたしの場合、Unityの書籍を参考にしてサンプルゲームをつくっていて、ビルドを実行すると、エラーが発生しました。Gradleエラーってやつです。
その時点でのわたしの知識では、ググっても解決できず、とりあえず、そのビルドエラーは放置することにしました(おい)
Unityを一通り学んだあと、 前述したブロック崩しをモバイル向けに開発することにしました。
わたしが、モバイルゲームの操作方法でイメージしていたのは、加速度センサーを使って、モバイル端末を傾けての操作でした。それと、バーチャルボタンの実装ですね。
しかし、ビルドエラーを放置したので、とりあえず、PCのマウスでの操作方法で開発しました。
一通り、ゲームの開発も進み、ビルドを実行するときが来ました。
やはり、いくらかでも理解が進んだのか、以前はググっても解決できなかったビルドエラーを、今回は、ググり倒して解決し、無事にビルドできました。
ビルドが成功したので、PCのマウスでの操作方法から、モバイル向けの操作方法に設定しなおす必要がでてきました。
ググって調べたり、YouTubeを見たり、なかなか思った通りの操作方法にならなくて実装するのにかなりの時間を要しました。
加速度センサーによる操作と、バーチャルボタンの実装、あと、特に手間取ったのがUIの設定です。
Game画面でも、CameraPreviewでも問題なく表示されていたのですが、いざ、ビルドをすると、表示が小さくなったりとか、ビルドしてみないとわからないことが、多くありました。
こんなことなら、最初の段階でビルドエラーを放置せずに、がんばって解決しておけばよかったと後悔しましたねw
なので、これからモバイルゲームの開発をする方は早めにビルドをすることをおすすめします。自分のスマホに自分が作ったゲーム画面が映るのはワクワクしますしね。
ちなみに、UE4のビルドは比較的簡単でした。YouTubeで、ビルドのやり方を調べて、すぐにできましたし、UIなども、特にズレることもなく、PC画面そのまま表示される感じでした。
複数ステージの管理をどう作成するか
次に、悩んだのは、面クリア型ゲームの複数ステージの管理をどう作成するかです。
マリオとか、シューティングゲームとか、面クリア型のゲームってありますよね。もちろん、ブロック崩しも面クリア型のゲームです。
Unityの教本とか、1ステージ目の作成は詳細に教えてくれるのですが、2ステージ目以降は自分でつくってみよう!みたいな本が多く、複数ステージのつくり方は省略されていたりします。
2ステージ目以降の複数ステージを自分でつくろうとすると、迷うことが多かったです。
Unityで、2ステージ目以降をつくるために、新たにSceneを作成すると、空っぽのSceneが作成されます。あれ?また一から作るの?と思ったりしますw
じゃあ、どうすればいいかというと、1ステージを表示し、Save Scene Asで保存して、ファイル名を2ステージと入力すれば、1ステージの内容がコピーされた2ステージができます。
でも、これだと、ステージ名をうっかり、間違えるとステージを上書きしそうで怖いですね。
Sceneを複製しようとしても、Sceneの右クリックメニューには、複製のDuplicateがありません。
では、どうするかというと、Ctrl + D のショートカットメニューで複製できます。これで、コピーしたSceneを開いて、あとはキャラの配置などをします。
ここらへんの、複数ステージの管理の仕方をググっても、意外と出てこないので苦労しました。
で、結局はわたしの場合は、Boothでブロック崩しのコンテンツを購入して、それをカスタマイズすることにしました。そのブロック崩しでは、複数ステージの管理をプレハブで行っていましたので、そのまま参考にしました。
複数ステージの管理を、プレハブでできるとは思っていなかったので、これは目からウロコの方法でした。
とにかく、複数ステージあるゲームは、 何十ステージとか、つくるのが大変なので、ステージが無いゲームをつくったほうがいいかもしれませんw
かなり時間がかかります
個人ゲーム開発は率直に言って、 時間がかかります。個人ゲーム開発でリリースまでたどり着ける人はたったの0.1%というのは、あながち嘘ではないなと思いました。
もちろん、ゲームエンジンを使って、ゲームを開発すること自体は、むずかしくないです。
ただ、広告収入で利益につながる、何度も遊んでもらえる「おもしろい」ゲームを開発することは、なかなか大変だと思いました。
しかし、ハードルが高いからこそ、0.1%に入れた人は、それなりにビジネスになる人もいるんだろうなといった印象です。
個人ゲーム開発で、生きていくんだと、いきなり、仕事を辞めてしまうのは、やはり、おすすめしません。
仕事をしながら、趣味と実益を兼ね、コツコツと毎日開発に取り組みながら、つくったゲームがヒットするのを待つのが、一番現実的かもしれないなと思いました。
DrMedYourRasennによるPixabayからの画像