こんにちは。カズゥです。
株式投資でのわたしの主力株は、ハイテク株の多い、ナスダック100指数に連動したETFのQQQです。
含み益も順調に伸びていますが、ここにきてバフェット太郎さんではありませんが、ハイテク株暴落の予感がします。
もちろん、わたしの当たらない予感なんで、話半分に聞いてくださいw
レバナスの流行は暴落のフラグ?
最近は、あまりブログ村の米国株カテゴリとか、見ていなかったので知らなかったのですが、なにやら、レバナスというのが流行っているそうです。
レバナスとは、レバレッジナスダックの略でナスダック100指数に2倍のレバレッジを掛けたものになります。
主に、大和アセットマネジメントで設定されている「iFreeレバレッジNASDAQ100」という投資信託のことを指すみたいです。
レバレッジが流行り出すと、暴落のフラグなことが多いです。
レバレッジに限らず、最近は本屋さんに行くと、株式投資関係の本が多くなってきた印象です。以前、アベノミクスで株式投資が盛り上がった時との違いは、米国株関連の本が増えたことでしょうか。
優待株投資で有名な桐谷広人さんも、米国株投資を始めたようです。こりゃ、やっぱ、暴落のフラグだなw
コロナショック前もあったレバレッジの流行
レバナスが流行っていると知って感じたのは、以前もこんなことあったなというデジャヴですね。
以前、レバレッジが流行った時に、米国株投資家界隈で話題になった本があります。それが、「ライフサイクル投資術 お金に困らない人生を送る」という本です。
この本をすごーく乱暴に要約すると「若い人は最大2倍までレバレッジを掛けたほうが本当の時間分散になるよ」というものです。(もう一度言いますが、すごく乱暴な要約です)
その時も、一部の米国株ブロガーさんたちが、こういうレバレッジをすすめる本が出版されるということは、もしかすると暴落のフラグが立ったのかもしれないぞ、と書き込んでいたんですね。
そしたら、案の定、その後コロナショックが起きたんです。(念のため、言っておきますがライフサイクル投資術は大変良い本です)
レバレッジを掛けること自体は悪くない選択
個人的には、株式にレバレッジを掛けること自体は悪くない選択だと思っています。
世の中には、株式投資以外にもレバレッジを利用した商品があります。
例えば、マイホームをローンを組んで購入することはレバレッジを掛けて不動産投資をしていることになります。
よくある住宅ローンは35年ローンだと思いますが、マイホーム購入代金を貯蓄で達成してから、一括で購入するとなると、その家に住めるのは35年後になってしまいます。
住宅ローンを組む(レバレッジを掛ける)ことによって、それを払いながら、今その家に住めるわけです。
車のローンもそうですね。車のローンを組むからこそ、今乗れるわけです。
しかし、家も車もその価値は購入してから、大体は下がっていきます。
家が何十年後に、購入時の値段より高く売れることは、バブル時代でもあるまいし、まずありませんね。
車も購入したとたん、中古車のようなもので、何年後かに購入時より高く売れることは、よっぽどの高級車でない限り、まず無いでしょう。
それらと比べると、株式のレバレッジは割と有利だと思います。
あくまでも、全世界株式や先進国株式のインデックスに限られますが、資本主義がこの世界に存在する限り、右肩上がりで成長していくものでしょうし、何十年前の指数より、現在の指数のほうが上がっている可能性は高いと思います。
その指数にレバレッジを掛けることは、悪くない選択だと思っています。しかし、全世界株式や先進国株式にレバレッジを掛けるのは難しいので、S&P500に3倍のレバレッジを掛けたSPXLなどになると思います。
まあ、GAFAなどのアメリカ企業は世界展開しているわけですから、SPXLも結局、全世界株式にレバレッジを掛けているようなものでしょう。(極論)
3倍レバレッジETFだけのポートフォリオ
かといって、なんでもかんでも3倍レバレッジETFの全ツッパは怖いと思うのです。
SPXLとTECLとSOXLの3つとかで、ポートフォリオを組んでいる人を見るとスゲーなって思いますw
3倍レバレッジETFは、つい簡単にネット証券で購入できるので気づきにくいかもしれませんが、他の商品で例えたら、豪邸とマンションとフェラーリのローンを一気に組んでるようなものです。そう考えれば怖いと思いませんか?
確かに、レバレッジETFだけで組んだポートフォリオをPortfolioVisualizerとかでバックテストをしてみると爆益です。でも、あくまでも、バックテストです。後出しジャンケンなわけです。
後からチャートを眺めて、こりゃ、レバレッジETFだけのポートフォリオをガチホでOKだわ、と思っていても、実際の暴落にリアルタイムで居合わせたら、その下げに耐えてガチホなんて、できるものでしょうか。
リスクヘッジはしたほうがいいよ
実は、住宅ローンにはリスクヘッジがあります。住宅ローンを組むと大体の金融機関は、借り入れの条件として団体信用生命保険(団信)に加入することを義務づけています。
住宅ローンを組んだ人に万一があった場合、保険金で残りのローンを返済します。つまり、不幸にして亡くなった場合など、遺族は残りのローンを返済しなくてもマイホームに住み続けられるわけです。
3倍レバレッジETFを購入する場合も、リスクヘッジをしたほうがいいです。じゃあ、何がいいかというと、月並みですが、分散ですよね。
債券ETFは持っておいたほうがいいと思います。TLTとか、その3倍レバレッジのTMFとかです。
ガチホ、ガチホと頭の中で唱えて、鼻血を出しながら暴落に耐えるよりも、きちんと分散して目に見える数字で暴落がやわらぐのを目の当たりにした方が、心と体に良いはずですw
暴落したらSOXL買うよ
大多数の人は身の丈に合った住宅ローンを組みます。それと同じで3倍レバレッジETFも、自分の身の丈に合ったポートフォリオにしたほうがいいと思います。
わたしの場合は、NISA口座にスパイス的にレバレッジETFを置いてあります。とかいいつつ、もし本当に暴落が来たら、買いそびれたSOXLを買うつもりです(おい)
もちろん、この記事で書いたとおり、全体の15%までにします。そのぐらいが、わたしの身の丈にあったレバレッジETFの分量ですね。
最後にもう一度言いますが、わたしの当たらない予感なんであしからずw