ニートの生き方

【ニートの生き方】ニートでも充足感を得る方法

こんにちは。カズゥです。

前回の読書感想文、『Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』を読んで、成功→充足感の順番ではなく充足感→成功の順番だということを知りました。

【読書感想文】Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 を読んでニートもある意味ダークホースと思う

では、ニートも充足感を得ることができるのでしょうか? ということで、ニートでも充足感を得る方法をわたしが考えてみました。

小さなモチベーションを探す

まず、小さなモチベーションを探し出すことから始めます。『Dark Horse』では、あなたの小さなモチベーションを探し出すのに、「判定ゲーム」というのを行います。

詳しくは、『Dark Horse』を読んでもらうとして、「判定ゲーム」を、ざっくり解説すると、あなたが、誰かを評価するとき、それは自分を判定していることになります。

あなたが誰かを称賛するとき、それはあなたにとって大事なもの。

あなたが誰かを批判するとき、それはあなたにとって軽いもの。

みたいな感じです。正直、わたしはここを読んだとき、ちょっとわかりにくいと感じましたw なので、わたしなりにわかりやすく考えてみました。

いざ、自分の好きなものは何だろう?と意識すると、なかなか、わからないものですが、自分が無意識のうちに集めた、SNSのフォローした人や、ブックマークしたサイトにはあなたの好きなものが詰まっていると思います。

あなたが、SNSでフォローしている人や、ブックマークしているサイトなどを分析してみましょう。

そこから、あなたの小さなモチベーションを探し出すことができるかもしれません。

 

ここからは、例えばの話ですが、あなたのブックマークにはスポーツ関連が多かったとします。いやいや、スポーツを見るのは好きだけどプレイ自体は運動音痴でまったくダメなんだ。と、あなたは思うかもしれません。

しかし、あなたのスポーツ関連のブックマークを分析してみると、実はスポーツにまつわる数字関連のブックマークが多かったりするかもしれません。いろいろな、記録の数字とかですね。ホームラン数とか、防御率とか、ゴール数とかですね。

その場合、あなたの小さなモチベーションはスポーツに限らず、「数字の記録を集めるのが好き」かもしれません。もしかすると、株式投資を始めてみたら、企業の決算の数字を眺めるのが、苦にならず、株式投資で思わぬ成功を収めるかもしれません。

小さな習慣に変換する

小さなモチベーションを探し出すことができたら、そこから、あなたが習得したいものを考えてみます。

まあ、正直小さなモチベーションが見つからなくても、あなたの興味があること、好きなこと、習得したいことでかまいません。ちなみに、複数あってもかまいません。

例えば、海外に興味があるなら、外国語の習得。いろいろな家電のタイマーをセットして、自動化するのが好きなら、プログラミングが好きかもしれません。また、ムキムキな体にしたいなら、フィットネスでしょう。

習得したいものが見つかったら、それを小さな習慣にします。1日の課題を、バカバカしいほど小さくします。

例えば、フィットネスなら腕立て伏せを、1日たったの1回。外国語学習なら、1日1単語を覚える。プログラミングなら、1日1行コードを書いてみる。

などのように、1日の課題をサボるのがむずかしいぐらい小さくします。

【読書感想文】小さな習慣

ポモドーロタイマーを使う

あなたの小さなモチベーションを探し出し それを小さな習慣に変えることにより、あなたの1日の課題ができあがりました。

ただ、小さな習慣に変えたはいいですが、ここで一工夫入れないと、ほんとに小さな習慣のまま終わることがありますw 本当に毎日、腕立て1回で終わってしまいます。もちろん、それでも全然やらないよりは、マシですが。

そこで、その1日の課題をポモドーロタイマーで実行します。

ポモドーロタイマーをご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明すると、25分、作業に取り組んだら、5分の休憩を入れるというものです。5分、休憩をとったら、再度25分の作業を開始します。25分+5分で30分が1ターンです。

大体は、4ターン、つまり2時間こなしたら、長い休憩、15分をとります。スマホでも、PCでも、ポモドーロタイマーのアプリがあるので、インストールしておきます。

また、Webブラウザ版もあります。

ポモドーロタイマー

Pomodoro Tracker

YouTubeにもありますね。

注意点

1ターンで課題をチェンジする

もし、課題が複数あったら、1ターン(25分+5分)ごとに課題をチェンジしましょう。同じ課題は続けてしない方がいいです。なぜなら、飽きるからです。

それと、よくアイデアって違うことをしているときに思いつくって言いますよね。有名なエピソードとしては、アルキメデスが「アルキメデスの原理」を思いついたのは、お風呂に入っているときです。

例えばですが、Unity、TOEIC、ブログの執筆の順番で課題に取り組んでいると、ブログ執筆中に前の前、Unityのゲームのアイデアが思い浮かんだりします。

また、もう一つのメリットとして、思い出しながらやると、記憶に定着しやすいというのがあります。

Unity、TOEIC、ブログ執筆の順番で、ブログ執筆に取り組むころには、1番目のUnityを若干、忘れています。2回目のUnityのときに    あれ、どこからやるんだっけ?何やってたっけ?と思い出しながら、やるのが記憶に残りやすいのです。

25分になったら、中途半端でも終わらせる

これは、モチベーションの維持のためです。これが、なかなか難しいんですよね。どうしても、日本人っていうのは キリが良いところまでやりたくなっちゃうものです。

「あ~、今いいところだったのに~」っていう、中途半端な感じで終わらせたほうが、次回の課題の取り組みへのモチベーションを保ちやすくなります。

多くても1日3時間~4時間までにする

ニートは、元来マジメな人が多いので、こういう記事を見ると、「よし! オレは毎日8時間、やってやろう!」なんて人が多いのですが、絶対、続かないのでやめてくださいw

大事なのは、1日分は少なくても毎日続けることです。

GoogleKeepにチェックボックスをつくり登録する

Googleのアプリで、GoogleKeepというのが あります。Androidも、PC版もあります。メモアプリなのですが、チェックボックスをつくることができます。

課題をクリアーしたら、その、チェックボックスにチェックを入れます。

すると、リストからチェックボックスが消えます。課題をこなすたびに、チェックを入れ、チェックボックスを、消していくのは達成感があります。

Google Keep の紹介 – 思い付いたら、いつでもメモ

課題に取り組んだら、

チェックボックスにチェックを入れ、リストから消す。

まとめ

  1. あなたの小さなモチベーションを、あなたのSNSのフォローや、 サイトのブックマークから探し出します。
  2. それらを、小さな習慣に変換します。小さなモチベーションが見つからなくても、自分の興味のあることや、習得したいことを、小さな習慣に変換します。
  3. インストールしておいた、ポモドーロタイマーのアプリを起動します。そして、小さな習慣の課題に取り組みます。このとき、気分が乗れば25分行います。しかし、気分が乗らなかったら、次の課題に取り組みます。このとき、ポモドーロタイマーはリセットして、また25分から取り組みます。25分経って、ポモドーロタイマーが鳴ったら、5分の休憩に入ります。5分休憩したら、次の課題に取り組みます。
  4. 課題をクリアーしたら、GoogleKeepでつくっておいたリストのチェックボックスにチェックを入れ、リストから消します。

もし、全部の課題に気分が乗らなかったら? それでもいいです。1日、少しでも毎日取り組むことが大事です。

課題に取り組まなくても、まず、課題に手を付けてみるということが大事です。そういう時間をつくること自体が、大事なのです。

そのうち、気分が乗ってくることもあるでしょう。

自分らしい時間を持つことによって眠気も訪れる

ここからは、余談です。

最近読んだ本に、泉谷閑示著 『「うつ」の効用 生まれ直しの哲学』 があります。

この本の眠れないとはどういうことか?という章の中で、心と身体が眠るまいとする理由の一つとして、

一日を締めくくる眠りを、いわば「毎日の死」として捉えてみると、今日一日を「良く生きて」いなければ、「良く死ねない」。つまり、「死ぬに死ねない」がゆえに不眠になってしまうのです。

とあります。また、

一日の中でたとえわずかでもその人らしい時間を持つことができたか否かは、その日の眠りを大きく左右します。

ともあります。また、

静かに読書したり、音楽を聴いたり、日記をつけて自分との対話を行ったりすることが、その人にとって大切な自分らしい時間であるならば、たとえ三〇分でもそんな時間を持つことによって、自分の奥底で何かが充足し納得するので、眠気も自然に訪れやすくなるでしょう。

ともあります。

あなたが、小さなモチベーションを探し出し、それを小さな習慣に変え、ポモドーロタイマーで課題をこなし、GoogleKeepに登録した課題リストから、チェックボックスを一つずつ消していったとき、あなたは、充足感を感じることができるかもしれません。

そのついでに、夜、穏やかな眠気が訪れるかもしれませんね。

Ales KrivecによるPixabayからの画像

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA